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【RICOH】GR III で多重露出

【RICOH】GR III で多重露出

本日ご紹介するMapTimesで使用した機材はこちら

『RICOH (リコー) GR III 』

フィルムカメラとして1996年の GR1 からスタートしたGRシリーズ。
2005年にはデジタルカメラとして GR DIGITAL が登場し、
2011年の GR DIGITAL IV まで約2年毎にモデルチェンジをしました。
2013年に改めて GR のみを冠して登場し、2015年に GR II 、
それまでと比較すると長い4年の歳月を経て2019年に登場したのが GR III です。

シリーズを通したコンセプトである「高画質」「速写性」「携帯性」に磨きをかけつつ、
手ぶれ補正機構“SR(Shake Reduction)”やタッチパネルなどの新機能が多数搭載され、
まさに究極のスナップシューターと呼ぶべきハイエンドコンパクトデジタルカメラとなっています。

カタログも作例としてモノクロの風景やポートレートが多く掲載され、
文字は最後のスペック表だけといった具合のまるで写真集のような風情で自信と自負の程が窺えたものです。

ストリートスナップに最適であることはもはや言うまでもないので、
使用したことのない機能であえて撮影をしてみることにしました。

それは何かといえば「多重露出」。
複数の画像を重ね合わせた写真を撮影できる機能であり、淡くボケたようなファンタジックな写真や、
イルミネーションや夜景。星景、蛍、車の軌跡など様々に使われています。

いざ設定はといえばとても簡単。


①まずは撮影モード時の画面、赤丸で示した(➤ボタン)部分を押します


②ドライブモードの設定画面が表示されます


③同じく(➤ボタン)を押して赤丸で示した「多重露出」を選択します


④合成方法などが選択できる画面でまた(➤ボタン)を押します


⑤使用したい多重露出の合成方法を選択します

[平均]露光量を平均して合成します
[加算]露光量を加算して合成します
[比較明]1枚目の画像と比較して明るい部分を置き換えて合成します

ここまできたら後は撮影するだけです!
1枚目を撮影するとうっすら画面に表示されたままになるので、そのまま2枚目や3枚目など完成をイメージしながら撮影します。

露出を変更しながら撮影したり、マクロモードを使用して撮影したりとなかなか楽しくなってきました。

失敗しても[撮り直し]をすれば大丈夫なのはデジタルカメラの心強いところ。
不慣れでも初めてでも失敗を恐れずにいられます。

最後に多重露出で撮影した画像を載せて締めたいと思います。

いかがでしたでしょうか。
設定方法も撮影方法自体も簡単ではありますが、イメージどおりに絵作りするのは慣れが必要そうです。
あまり使用したことがないと感じた方は挑戦してみるのも面白いかと思います。

 

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:20年08月19日 11時00分 ]

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