【Rollei】棚からローライ(コマーシャル編)
5月も半ばを過ぎ、良い陽気が続いています。
カメラを持ってのお出かけには、絶好の季節です。
ゴールデンウィークなどの長期休暇ですと撮影も本格的になり、装備も重くなってしまうかもですが、今の時期はもっと気軽にぶらっと出掛けてパシャッと撮るのも楽しいものです。
それもデジタルカメラで何でもかんでもバシャバシャ撮るのではなく、気に入った風景を1枚1枚丁寧に、心に刻むようにフィルムに残してみては…
そんな撮影にうってつけなのが、ローライの二眼レフカメラです。
「二眼レフカメラ? 何それ??」という方は、上の写真を。 文字通りレンズ2つのカメラです。
なんともノスタルジックなスタイル!
下のレンズが撮影レンズ、シャッターが組み込まれていてフィルムに露光します。
上のレンズはフォーカスレンズ、カメラ内部にミラーが入っていて上部のスクリーンに像を写し出します。
ピント合わせは上から覗き込むようにして行います。
…そう、撮影スタイルもかなり独特なカメラなのです。
フィルムは、ブローニーフィルムという中判カメラ用のものを使い、1本で12枚撮影できます。
たった12枚! …そう、ですので撮影も自ずとじっくり慎重になります。
大きなスクリーンに映し出される景色を丁寧に切り取っていると、周囲とは流れる時間が異なっているように感じられ、自分と被写体だけの特別な世界に身を置くことができます。
ローライフレックス2.8F(カール ツァイス・プラナー 80mm F2.8)
ローライフレックス2.8F(カール ツァイス・プラナー 80mm F2.8)
ローライフレックス3.5F(カール ツァイス・プラナー 75mm F3.5)
ローライフレックス3.5F(カール ツァイス・プラナー 75mm F3.5)
ローライフレックス2.8F(カール ツァイス・プラナー 80mm F2.8)
さて、この二眼レフカメラ、フィルムカメラの中でもかなり人気が高く、お問い合わせも多いカメラなのですが、実はこのところ品薄状態が続いていました。
というのも、マップカメラではカメラ買取後、専門の修理業者にメンテナンスに出し、点検・修理を行ったうえで商品化しています。
どうしても、クラシックカメラほどその期間が長くなってしまうのです。
でもこれは、お客様に安心してお使いいただくために必要不可欠なこと。 我々も一日千秋の思いで待ち続けました。
そしてこの度、そんな点検を終えた子たちが店頭に並び始めました!
どれもシャッター調整やレンズクリーニングを施された、実用性に富んだ、活きのいい子たちです!
二眼レフをこよなく愛する売り場スタッフ(はい、私です…)も、カメラを手にしてシャッターを切った瞬間、思わず「欲しいかも…」と唸ってしまう個体ばかりです。
通好みの シュナイダー・クセノタール 75mm F3.5 付き。
珍しいカール ツァイス オプトン名義のプラナー。 東西ドイツ分断時の歴史を物語る1台!
120/220フィルム切替機能が付いた最終モデルも!
(上記写真の個体は、2018年5月21日時点の在庫からです。 売り切れの際はご了承ください。)
皆様もこの機会に、中判カメラの雄、ローライフレックスをご自分の愛機にしてみては!
勿論、これからも続々入荷予定ですが、そこはそれ、一期一会の中古品、迷っていたら別の人の手に渡ってしまうかも…
是非、早めのご決断を!
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