ユーザーの方達も撮影を楽しんでいらっしゃると思います。
今回は fp に Lマウントレンズの
SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG DN と
MC-21 で Art 70mm F2.8 DG MACRO を装着して
撮影したブログをご紹介させていただきます。
Art 14-24mm F2.8 DG DN はその超広角からのスペックから考えると
驚くほど小ぶりで軽量なレンズです。
冒頭の一枚目は Art 14-24mm F2.8 DG DN で撮影。
ただまっすぐ上を見上げただけですが、超広角の画角が
ダイナミックに演出してくれました。
ちなみにとても秋色っぽいのですが実際にはまだ緑色の木々。
実はこれカラーモードを「T&O」に設定しています。
このカラーモードで緑を撮ると季節感まで変わります。
気持ち早めに秋気分。。
超広角ならではの一点への収束と迫力。
グググっと引き寄せられるような感覚。
これはガラスに反射した光が地面を照らしていてその照り具合が素敵だったので撮りました。
ここに人がいたらより良いアクセントになったでしょうか。
これだけでは印象が薄くても超広角でダイナミックに撮ると
意外に画になったり、、しているといいのですが。
いい斜光があったので一枚。
この写真はSPPで現像、FillLightをマイナス調整しました。
この距離で撮影しても壁の質感の細かさまで描写しているのに驚きました。
fpはFOVEONセンサーではないはずなのに、時折FOVEONの描写を感じます。
影のグレートーンがとても魅力的です。
Art 14-24mm F2.8 DG DN は最新式のレンズだけあって
空に向けて撮ってもコントラストばっちりの素晴らしいレンズです。
その上、こういう光の機微もしっかり捉えてくれる。
fpに装着してもバランスの崩れないとても良いレンズでした。
さて、次は「Art 70mm F2.8 DG MACRO」
実はハーフマクロはよく使っていたのですが(というかdp3)
等倍マクロレンズでじっくり撮影したのは今回が初めてです。
んーーー、なんというのでしょう。
マクロレンズ撮影の魅力にはまってしまう方達の気持ちがとても良く分かります。
このレンズが写しだす世界にゾクゾクしてしまいました。
私達が普段何気なく見ていた世界を覗き込む感覚。
「没頭する」というのがマクロの魅力なのかなと思いました。
そして同時にその撮影のシビアさにしびれました。
私達が感じることもないような少しの風で揺れる被写体。
三脚でじっくり撮る必要性も感じました。
今回は手持ちで頑張るしかなかったので何枚も同じ写真を撮りながら当たりを探しました。
かつて「カミソリマクロ」と呼ばれた伝説の 70mm MACROが
Artとして生まれ変わったのですが、モニター越しでもわかる写りの良さ。
fpに着けると「dp3」の画角とほぼ変わらず、しかも等倍マクロまで出来るという組み合わせ。
「dp3」の画角をこよなく愛していた自分としてはこの組合せはとても魅力的でした。
今回はマクロの部分にだけ注力しましたが、普段使いのレンズとしてのポテンシャルも
ご紹介出来る機会があればそのうちしたいものです。
さて、駆け足ではございましたが
fp に2本のArtレンズのご紹介をさせていただきました。
この2本のレンズを選んだ理由はボディとのバランスを考えたときに、
レンズが大きくなりすぎないことを考えてみました。
fpのカタログの見開きに
fortissimo,pianissimo
という音楽の強弱記号が書いてあります。
個人的にこの頭文字を取って「fp」なのかなと思ったのですが
fortissimo (とても)強く pianissimo (とても)弱く
という強弱記号の名のカメラはそのまま可能性の幅なのかなと勝手に思っていたり。
そしてその可能性のとおり
いろいろな楽しみ方が出来る「fp」
これからも少しずつ、ご紹介できればと思います。
というわけで覚えてくださっていた方がいれば幸いです。
「しぐまびより」
またひっそりと続けさせていただきます。
それではまた。
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