※ブログリニューアルにつき画像サイズが大きくなりました。
この記事は過去に一度掲載された記事のリニューアル比較です。
SIGMA fp から使えるようになった「ティールアンドオレンジ」
Quattroから使えるようになったアスペクト比「21:9」と
合わせることがすっかりマイブームになりました。
現像ソフト「Adobe Lightroom」に SIGMAの
カラーモードを反映できるプリセットが用意されるようになってから最近はこちらで現像しています。
「ティールアンドオレンジ」のみだけでなく「サンセットレッド」なども使えます。
といいながら「ティールアンドオレンジ」ばかりですが、、
しかし「Adobe Lightroom」にはアスペクト比「21:9」は反映されません。ではどうするか。
私はSIGMA fp のメーカーHPの「21:9」の記録画素数を調べてその範囲で切り抜きをすることにしました。
アスペクト比「3:2」が6,000×4,000
アスペクト比「21:9」が6,000×2,576 ですので
上下をばっさり切る形になります。
こうして数字で見ると実際に横長になるわけではないのですが
体感的にはとても伸ばした感じに見えるのが不思議です。
無駄に夜更かししていたあの頃。
何かテレビでも見ようかと点けたら放送されていた名前も思い出せない映画。
BGMなどもなく役者が淡々と話す音と、生活音だけの映画。
そんな真夜中に観た映画のあの静けさ。
この画角で撮っていると、あの静かな世界を再現したくなります。
なぜ映像に黒帯があるのだろう、という疑問も今ならやっとわかります。
寒くなって色が寂しくなってくる季節に赤白ピンクと色添えしてくれる椿。
「ティールアンドオレンジ」で撮るとこんな風に色が変わります。
このへんは好き嫌いが分かれるところだと思いますが
今回は「ティールアンドオレンジ」で撮影いたしました。
個人的にはこの黄色の色ノリはとても好みです。
ちなみに今回の装着レンズは TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD。
MC-21(EFマウント変換)でのアダプター使用です。
SIGMAとTAMRONの夢のコラボレーション、、、少しだけドキドキ。
実はほぼ全ての写真現像時に、シャドウをやや持ち上げて霞がかかるような現像処理をしています。
完全な個人的趣味の現像ですが、このレンズの解像力はその処理をしてもなお、優れていると感じますし
私の撮りたい雰囲気や空気感にとても良くマッチしたと思います。
桜咲く。
こんな小さな蕾でも桜が咲き始めると思うと自然と心がウキウキします。
帰り道、ふと気づいた空の上に飛行機。
美しい夕暮れの数分間。
沈むまえにどうしても一目見たくて駆け足で向かった高架橋。
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生活スタイル的に日没を見る機会がめっきり減ってしまった私。
他の誰かにとっては撮るに足らない景色でも自分にとってはかけがえない貴重な時間、瞬間でした。
久しぶりに少しだけ感傷的になった、いや、なれた一日。
明日も頑張ります。頑張りましょう。
しぐまびより本日はこれにて。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。