SIGMA fp と言えば、と言っても過言ではないほど注目を集めたカラーフィルター「ティール&オレンジ」
軽量ボディのfpと、ミラーレス向けによりコンパクトになったSIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DNとの組み合わせで行った、お散歩の模様をご紹介します。
街中を歩くとどこにでも目にする点字ブロック。灰色の多い街中にアクセントとなる黄色が映えます。
開放F値がズーム全域でF2.8と非常に明るいこのレンズ。
ボケを生かした写真を撮りたいと思っても街中は引いても寄っても面白いものが沢山。
単焦点レンズをいくつも持ち歩くのは、せっかくのfpの持ち運びやすさと相反してしまう様な気がします。
さすがは標準ズームレンズの主力レンズ。
ボカしたとしても口径食がかなり抑えられているので、違和感なく被写体と背景を切り離すことができます。
そしてfpで気に入っているのが暗闇や金属の描写です。
特にハイライト部分などは見ていて思わずうっとりしてしまうような何かを感じます。
fpで撮影するとこんな路地裏の何気ない室外機ですら、なにか意味ありげに見えてきます。
ただの室外機なのですが。
実はこの日、日が出ているうちから散歩をしていたのですが、写真は夕暮れから日没の時間帯に撮影したものばかり。
もちろん、日中の描写もいいのですが、この時間帯の方が「fpで撮っている」と実感できる写真が多くなる気がします。
このようなシーンでもフルサイズセンサーを備えているのでノイズを気にせずとも撮影ができます。
ひとつよりもふたつから選べる幸せ。
すべてがコンパクトに収まるからこそ、どこにでも持ち出したくなるSIGMA fpシリーズ。
中でもSIGMA fp は、高画素機に比べて写真データも軽量で、
現像作業等の機材を選ばずに使えるフレキシブルさを持ち合わせています。
遠出ができない今、ちょっとしたお散歩ついでに持ち出したいカメラボディ。
そんな相棒にぜひオススメです。