【SIGMA】新製品「C18-50mm F2.8 DC DN」ファーストインプレッション
2021年10月29日に新たに発売された「SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN (ソニーE用)」ご紹介いたします。
まず感じたことは「軽すぎる!小さすぎる!」
この一言に尽きます。
SONY APS-Cボディ・α6600と並べてみました。
α6600の高さは約66.9mm。レンズの高さは約74.5mm。
その差はわずか0.6mm。F2.8でこのサイズ感。信じがたい大きさです。
続いて、SONY純正標準ズームレンズ「SONY E 16-55mm F2.8 G」を横に並べてみました。
焦点距離の違いはありますが、同じF2.8通しであるにも関わらず、鏡筒の大きさなどが一回り異なることが分かります。
ここまでコンパクトな設計である本レンズ。
描写力は優れているのでしょうか。早速撮影した作例をご紹介いたします。
使用ボディはα6600となります。
50mm : f/2.8 1/125 iso100
まず開放での写真、歩行者マークの部分にピントを合わせて撮影いたしましたが、その解像力の高さに非常に驚きました。
開放で撮影したとは思えないほど、質感がよく伝わる1枚です。
後ろのボケ感も丁度良く、F2.8ならではの写真が撮れました。
50mm : f/2.8 1/80 iso160
こちらも開放での一枚。
玉ボケが美しく、また、葉の細かな模様までよく見える描写をしてくれました。
18mm : f/8 1/160 iso1250
最短撮影距離がワイド側・18mmでは12.1cm。
被写体に近づいて撮影することが出来ます。
そのためこのように、パースを生かした写真を楽しむことができます。
18mm : f/5.6 1/160 iso100
こちらの縦構図写真は、なんと片手で撮影しました。
重量が軽く、全長も短いため、しゃがむことなく、立ったまま腰の位置から撮影してみました。
そのような使い方が簡単にできる組み合わせですので、旅行などの荷物を軽くしたい場面にも最適です。
50mm : f/8 1/80 iso2500
勿論、絞って撮影しても解像力はばっちりです。
木の木目、雰囲気が良く伝わる一枚となりました。
35mm : f/2.8 1/125 iso400
24mm : f/2.8 1/200 iso400
28mm : f/2.8 1/100 iso200
50mm : f/3.5 1/160 iso1600
色々な焦点距離で撮影しましたが、どの焦点距離も開放から解像力が高かったです。
そして自然で滑らかなボケ感に本レンズの質の高さを知ることが出来ました。
小型軽量化を優先させた「Contemporary」シリーズですので、描写力が少し心配でしたが、申し分ない写りで驚きました。
今回は写真のみの紹介でしたが、動画撮影にも重宝されるレンズかと思います。
この軽さであれば、シンバルも組みやすいかと思いますし、ZV-E10との相性もバッチリでしょう。
このクオリティーでこの価格は非常に驚かされました。大人気レンズの仲間入りする予感がいたします。
どこへ行くにせよ、重量やサイズ感、標準ズームであることから、とりあえずこの1本は持っていく!そんな感覚で持ち運びができると思います。
あなたの頼れる相棒になること間違いなし!ぜひ手に入れてみてください!
また、今回発売日からメーカーキャッシュバックを実施し、お申込みいただくと必ず¥5,000が戻って来ます!
ぜひこの機会をお見逃しなく!