【SIGMA】 dp3 Quattroで秋のバラ園を行く。
皆様こんにちは!
気付けばもう10月。時が過ぎるのもあっという間です。
今回は、もうすぐ始まる旧古河庭園のバラフェスティバルの前に
いつぞや撮影した同所の秋バラを載せていきます。
使用したカメラはSIGMA dp3 Quattroです。
「Foveon X3センサーQuattro」と銘打った独自センサーと50mm F2.8(35mm判換算75mm相当)で
マクロ撮影もこなせる高性能レンズの相性は抜群!
dpシリーズは撮影を終えてRAW現像するたびにニヤニヤしてしまう不思議な力があります。
「画質」を追い求める人は避けて通れないと言っても過言ではないカメラではないでしょうか。
トンボが止まっていました。
75mm相当なので、離れていてもいくらか大きく写せます!
注目すべきはトンボの足のギザギザや、花弁の産毛もバッチリ写っている点。
さすがです。
撮影の前日か、もしかしたら朝方に雨が降っていたのでしょうか。
しずくに濡れた花が多くてきれいに撮れました♪
彩度を高くすると赤が飽和するのでRAW現像は丁寧に。
モニターをしっかりキャリブレーションしていなかったので
もう少しちゃんと設定して追い込みたかったです。
私が大好きな黒バラも「1:3」の接写性能でバッチリです。
花弁の厚みやビロードのような質感も手に取るように伝わってきます。
モノクロ現像も何のその。というよりモノクロこそ「Foveonセンサー」の真骨頂。
驚異のダイナミックレンジとリアリティ。
苔むした岩場をパシャリ。
暗かったのでISO250まで上げてしまいました。
今時のカメラで「上げてしまった」という表現も変なのですが
「Foveonセンサー」は昔から高感度に弱く、他社のカメラよりもノイズが乗りやすいので
古くからのSIGMA使いにとってISO200以上というのは戸惑いがあるものなのです。
とはいえ、ブレるよりはマシだと思って感度を上げて撮ってみたら
不安はどこへやら。特に何ともありませんでした。
Quattroになってから高感度耐性も上がっているようです。
これなら撮影の幅がグンと広がりますね!
今回の撮影で一番気に入った写真で〆たいと思います。
大きなボケは、APS-C相当の大型センサーと、中望遠に相当する画角の明るいレンズならでは。
花弁の質感もしっかり出ていて満足な1枚です。
四季折々の花々をこのカメラで撮りたい!
そう思ったのでした。
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