今年SIGMAのレンズで一際目立った一本をご紹介させていただきます。

開放ｆ値1.8のAPS-C機専用ズームレンズ、

SIGMA A18-35mm F1.8 DC HSM

ピントリング・ズームリングともに、

なめらかでフラットで適度な粘りのある上品なトルク感。

手のひらにぴったり張り付くフィット感。

手のひらになじむホールディング性。

使った感覚は、これがAPS-C機専用ズームか！

と少し唸ってしまうほどの、ボケ感とゆとり感。

私はAPS-C機を普段はスナップ用で使っているのですが、

もっとちゃんとした撮影にも対応できる予感のする重厚感。

今回、夜景とクリスマスツリーを試写してみたのですが、

心地よい解像感と色のりがあり、

しっかり一瞬を捉える力のあるレンズだと感じられます。

17枚中9枚が特殊ガラス（非球面レンズとSLDガラス）と、

見事なまでに贅沢な仕様です。

レンズ発売年の下3桁を鏡筒に刻印し、

真鍮製バヨネットマウント採用、

この高級感にSIGMAの意気込みが伺える自信の一振りだと思います。