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【SIGMA】ART MUSEUM‐Art 50mm F1.4 DG HSM‐

【SIGMA】ART MUSEUM‐Art 50mm F1.4 DG HSM‐

 

「Art」

 

あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。
高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン。

SIGMAの人気レンズシリーズ、通称Artライン。
高い画質と高いコストパフォーマンスから多くのカメラマンから支持を得ているこのArtライン。
改めてという形にはなりますが、その魅力をお伝え出来ればと思います。

本日はご来場いただいた皆様を、底なしの沼のようなArtの世界にお連れいたします。

 

 

Art 50mm F1.4 DG HSM

今回ご紹介する「Art」はArt 50mm F1.4 DG HSM。
2014年5月に発売された本レンズは、これまでにNikon Fマウント、Canon EFマウント、SIGMA SAマウント、SONY Aマウント、SONY Eマウント、Leica SLマウントの計6種類発売されている標準域の単焦点レンズです。

F1.4の標準域のレンズとして、更に高い描写力から今日まで高い人気を誇るSIGMAの定番レンズの一本です。

発売は2014年で約8年前と少し古い部類に入りますが、性能は最新のレンズと比較をしても申し分なく、MTF(Modulation Transfer Function)曲線と呼ばれるレンズ性能を評価する指標を見ても本レンズの性能の高さを知ることが出来ます。

今回は、贅沢に全て開放で撮影しましたので是非最後までご覧ください。

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/60 / ISO:100

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/500 / ISO:100

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/4000 / ISO:100

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/25 / ISO:100

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/50 / ISO:5000

開放にも関わらず高い解像度を誇る本レンズ、正に現代的なシンプルで素直な描写力。
最短撮影距離まで寄ると蕩ける様なボケ、無限遠で写すとまるで絞ったようなシャープな写り。人の目で物を見ているような感覚は標準レンズの醍醐味であり、標準レンズの在り方の最適解と言えるでしょう。

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/4000 / ISO:100

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/6 / ISO:1000

ボケ味からたまに顔を見せるパープルフリンジ。筆者がこのレンズに惚れてしまった理由の一つがこの時折見せるパープルフリンジです。
筆者がこのパープルフリンジに魅かれたのは、完璧な事が正解ではなく、素晴らしい「描写」「精細さ」「柔らかさ」の中にある綻びのような脆さ・弱さがこのレンズの最大の魅力であり、写真とはアートとは如何に人の心を強く惹きつける何かを持っているかが大事であるということを教えてくれたような気がするからです。

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/50 / ISO:160

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/50 / ISO:160

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/15 / ISO:2500

Art 50mm F1.4 DG HSM / 絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/15 / ISO:100

モノクロ写真はあまり好んで撮影をしない筆者なのですが、Artレンズにおいては例外です。
Artレンズが織りなす豊かな描写・ボケ感。これを味わうのに「色」は必要ない、そう感じてしまいます。もちろん色のついたカラー写真でも素晴らしいのですが、それ以上にモノクロ写真が写し出すArtレンズそのものの純粋な描写力、そして蕩ける様なボケ、これを初めてモノクロ写真で目の当たりにした時の衝撃と感動を忘れられず体が、眼が、脳がそれを求めているのだと思います。

いかがでしょうか。
今回は標準レンズと呼ばれるArt 50mm F1.4 DG HSMをご紹介させて頂きました。
昨今小型化の進むカメラボディには少し重たい設計のレンズかもしれませんが、満足する写真が撮れることは間違いないと感じさせてくれるレンズであることは想像に難くないと思います。
是非、貴方にもArtの世界の感動を実際に手に取って感じて頂けたらと思います。

では、またのご来場をお待ちしております。

▼使用中のマウントを確認の上ご購入ください▼







▽今回の撮影に使用したカメラボディ▽



[ Category:SIGMA | 掲載日時:22年03月19日 12時00分 ]

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