【SIGMA】C18-300mmは二兎を追う
― SIGMA C 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM ―
小型軽量と光学性能の両立という、一見相反する課題に立ち向かう「Contemporary」シリーズに新しいレンズが加わりました。
16.6倍という驚異的な倍率を達成しながらも、いかかでしょう、この画質。
ご覧の通り、画作りに妥協が見られるということはなく、抜けるような解像感をキープしています。
続いて最大撮影倍率1:3、マクロ的な撮影を試みます。
レンズを変えずして、手軽に小さな世界を写し取ることが出来ます。
そしてなんといっても16.6倍という驚異的な望遠ズーム。
撮ろうと思った次の瞬間には、レンズをくり出し、
いとも簡単に被写体に迫ることが出来る便利さは何物にも代えられません。
望遠側での質感描写も良好です。
ガラスの質感。
濡れたアスファルトの質感。
ひと昔前まで、いわゆる「便利ズーム」といわれるような部類のレンズに画質を追及することは野暮な事のように扱われていました。
しかし今日、そうではないようです。
「便利さ」そして「クオリティー」。
― 「二兎を追うもの」が二兎を得る。―
そんな時代の到来を告げるかのようなレンズの登場です。
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