【SIGMA】Camera Technique Vol.15 このスイッチってなに?
本館2階スタッフが、皆さまのちょっとした疑問にお答えする『Camera Technique』
「SONY」のEマウントAマウント、「CONTAX」や、動画のあれこれ、本館2階アイテムの比較や操作のやり方、
豆知識などを中心にお伝えいたします。
皆さんはこの切り換えスイッチをご存知でしょうか。
SIGMAの一部のレンズについている機能です。
(3/5時点で「Art 85mm F1.4 DG DN」と「Art 105mm F2.8 MACRO DG DN」の2本です。)
正式名称は「絞りリングロックスイッチ」と言います。
取付位置は「絞りリングクリックスイッチ」の反対側に位置しています。
どういった効果があるかと言いますと、絞りリングの意図しない動作や誤動作を防ぐ物となっています。
例えば、A(絞りオート)に設定しておくと絞り値の設定はカメラ側に依存しカメラ側で設定することになります。
これをロックしておくと絞りリングが「A」の位置から動かなくなります。
白いのが見えている状態がロックの状態、黒い状態がフリーな状態となります。
絞りリングが「A」以外の位置にある状態でこのスイッチをロック状態にすると、今度は絞りリングが「A」に行かなくなります。
スチル撮影だとあまり大きく気になりにくいこの機能ですが、動画撮影ですとうっかり触ってしまって絞り値が変わるなんてトラブルは回避できると思います。
(特にAからうっかり変わってしまうとしたらF16になってしまいます。)