映画のような日々。
意識しなくてもその場、その時から離れた今、見つめなおせば
実は日々はかけがえのない時間だったかもしれない。
そんなことを思いながら一日の出来事のほんの数時間を切り取ってみた。
ある公園にある子ども向けの自転車パーク。
カラフルな自転車の中「ピンクがいい!」と一目散に駆けていく。
でもまだ補助輪がないと乗れない娘に「それには乗れないよ」と言うと少し落ち込んで
代わりのお気に入りをすぐに見つけた。子供の切り替えは早い。
一言でいえばおてんばな娘は文字通りの「爆走」を続けた。
補助輪をガタガタ鳴らしながら、ゆったりと優雅に走る周りの子供たちを抜き去っていく姿に
ぶつけやしないかと冷や冷やしながらとっさの時には立ち回れる位置から親は見守る。
ある程度の「慣れ」が出来てしまった私たち。祖母は常にそわそわしていた。
違うのに乗りたい!ということで車種替え。
この場では大人はただのスタッフである。勿論思い出は増えるので全く不満はない。
陽の入りが綺麗な車庫(といっていいのかわからないが)だなぁと思いながら1枚写真を撮っていたら
「一緒に運んで!」と怒られた。
「NISSAN SKYLINE GT-R」
彼女はとんでもないものを選び出しました。
でもこの車はペダルを交互に踏むタイプでその性能を完全に引き出すことは出来なかった。
もしその性能がフルに発揮されたらとてもじゃないが追いつけないので私たちとしても一安心。
そんな感じで題名もつかない1日が今日も終わり。
でもそんな日々もこうやって振り返ってみたら、くすっと出来る大事な思い出の一つ。
映画のような日々。
そんなつもりはないけれど、そんな日々を過ごしているのかもしれない。
最近は少しそう思う。
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今回は現像時に少しシャドウ部を上げることで全体的な仕上がりにふわっとした雰囲気にしました。
フィルムっぽい、というのが近いでしょうか。この現像手法は結構気に入っていてよく使います。
ちなみにそういった現像をしないとこういう仕上がりになります。
今回使用したレンズはSIGMA (シグマ) Art 50mm F1.4 DG HSM
使う度に「良いレンズだなぁ」と思います。
グリップがなくても重さが意外と安定感を生んでくれるのでそのまま使えます。
もう絶賛され尽くしているレンズですが、ぜひ使ってみていただきたいです。
▽▽▽今回の機材はコチラ▽▽▽