近頃になってやっと朝晩に涼しさを感じ始め、また夏が終わるとしみじみしてしまう今日この頃です。
今年は猛暑が続いたこともあり、ついつい外に出るのが億劫になってしまい
なかなか写真を撮ることができずにいましたが、過ぎ行く夏を惜しんで街に繰り出すことにしました。
しかしまだまだ昼間は真夏日のよう、装備は極力身軽に済ませたいところです。
今回は、軽量さとコンパクトさが魅力の標準単焦点レンズ
「SIGMA Contemporary 35mm F2 DG DN 」をお供にストリートスナップを行いましたのでご覧ください。
ボディは「SIGMA fp」を使用しました。
軽量、コンパクトさはもちろんのこと、フルサイズセンサーから写し出される画力、解像度の良さには毎回感動を覚えます。
ストリートスナップとなるといかに瞬時に被写体を捉えることができるかが肝になリますが、
レンズ325g、ボディ422g、約 計750gで持ち歩くことができたため、長時間街を散策してもシャッターチャンスを見逃すことなく撮影することができました。
またSIGMAのレンズはコントラストと鮮やかさが魅力の一つで
陰と日向の陰影が非常に美しく、
室内で撮影した一枚です。開放値はF2と明るい為、感度を上げずとも手ブレせずに撮影ができました。
ぼんやりとした後ろからの暖かい光が逆光となり、人物のシルエットが浮き出ています。ゆっくりと時間が流れている様がわかります。
こちらはモノクロで撮影してみました。
大都会の中、洗濯物を干すという光景が情緒的であり、また新鮮にも感じることができます。
陽も段々と短くなり、季節の移り変わりはいつもあっという間です。
同じ風景は二度と撮ることができないからこそ、その瞬間を大切にしたいものです。
SIGMAの3つのコンセプト・ラインの中の1つである、CONTEMPORARYシリーズ。
「高性能、多目的性、携行性」に着目し、またリーズナブルな価格帯によりユーザーライクなレンズとなっています。
ただ美しい風景を撮影することだけではなく、手に取った時の金属の質感、重厚感までも心地よさを感じることができるので、
手元に1本備えておくと重宝すること間違いはありません。