久しぶりにSIGMA DP2 Merrillを持ち出してみました。
このカメラを手に取ると都市を撮りたくなります。
夏の強い日差しがビル群に遮られて、街中に影と光がはっきりと浮かび上がる光景を写真におさめるのが楽しいです。
このカメラを使う理由はやっぱりFoveonセンサーの存在が大きいです。
3層に分かれたセンサーで光をキャッチすることで、高い解像度を持ちながらどこかフィルムライクな独特の空気感で映し出してくれます。
搭載されている30mmの固定焦点レンズは、35mm換算で約45mmの画角になります。
この画角がまた絶妙で、何でも自然に撮れる感じがお気に入りです。
レンズ自体の解像度も相当なもので、細部までクリアに余すことなく描いてくれるので写真に深みがでます。
こうして東京を歩いてみると意外と緑がたくさんあることに気が付きました。
都会的な風景と緑豊かな部分のギャップが東京の魅力の一つなのかもしれません。
あらめてDP2 Merrillは他では味わえない特別な1台だと感じました。
画質にこだわりがある人もそうでない人も一度は試していただきたい1台です。