写真機でも使えるようになったことから、すっかりおなじみとなったSIRUIの「Anamorphicレンズシリーズ」
映画用レンズとして生まれた特殊な光学系は何気ない日常もワイドでシネマチックに切り取ってくれるので、個人的に好きなシリーズです。
このシリーズにはレンズフードが付属していないということもあり、強い光源が入るとオールドレンズの様に大きなフレアが出てくるのも特徴です。
横に伸びる青いフレアは、これぞ「Anamorphic」と感じさせてくれる描写です。
少々分かりにくいですが、縦に伸びる楕円形のボケも特徴の一つです。
MFレンズなので、静止物を被写体にする事が多いですがピントリングのヘリコイドの感触もスムーズで慣れれば動体物にも挑戦したくなります。
今回の撮影では、35mmをメインで使用しました。
ラインナップとしては、24mm,50mm,75mmもあるので、このシリーズで様々な被写体を楽しむことも可能です。
最後は、夜の東京駅。
夜景スポットとして定番の撮影地だけあって、この日も多くのカメラマンが訪れていました。
私自身もこの景色を何度も撮影してきましたが、レンズが変わると見慣れた光景も一味違って見えます。
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