【SONY】α PHOTO Vol.20 E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS編
200mm F7.1 1/400秒 ISO100
α PHOTO Vol.20
『E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS』
【α PHOTO】はスタッフが、SONYのAマウント・Eマウントレンズを
持ち出して自由に楽しく撮った写真を皆様にご紹介しております。
今回は35mm判換算で広角27mmから望遠300mmまでカバーする
高倍率ズームレンズ『E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS』を紹介します。
一般的に動画撮影用の電動ズームレンズと思われがちですが、
今回は静止画の撮影画像をご紹介。
非球面レンズを4枚使用した光学設計ですのでシャープな画質を堪能できるレンズです。
83mm F7.1 1/160秒 ISO320
200mm F7.1 1/320秒 ISO400
ホワイトタイガーとその赤ちゃん。
ガラスを1枚隔てての撮影。ガラスの曇りがなんとも残念でしたが
なかなか見ることのできない愛らしい寝姿に感動…。
G.Wでしたがこの日はまるで真夏日。
ほとんどの動物たちは暑さでバテていました。
72mm F7.1 1/125秒 ISO100
ライオンもぐったり…。
サービス精神なんてヒトの世界の言葉。
200mm F6.3 1/160秒 ISO100
少し絞っていますが、望遠側で撮影すれば綺麗に背景がボケてくれます。
被写体のキリンもシャープに写っています。
200mm F7.1 1/320秒 ISO160
この暑い中、慌ただしく動きまくっていたレッサーパンダ。
もうひたすら動いていました。
動いている動物だってしっかり捉えます。
53mm F7.1 1/250秒 ISO100
28mm F5.6 1/500秒 ISO100
動物園でズームレンズを使うとどうしても望遠側ばかりを使ってしまします。
改めて広角~標準域も使ってみましたが、やはり解像感の高い画質に
このレンズの性能の良さを実感できます。
200mm F7.1 1/320秒 ISO250
象の肌と肌に付いている泥の質感を良く再現してくれています。
そして長い睫の奥にはきっと優しい瞳が…象は素敵な動物です。
200mm F8 1/320秒 ISO800
ホワイトタイガーを見るため長蛇の列に並んでいる時でした。
なんだかよくわからないカラフルで頭に大きくて固そうなトサカの
ある生き物が目に飛び込んできました。
ヒクイドリ。名前は聞いたことがありましたが、あまり見た記憶がなかったので
その恐竜のような姿にちょっと感激。
柵が邪魔をしてなかなかしっかりと写すことができず無念です。
NEX系統のEマウントボディを使っている方にとっては
どうしてもその大きさに敬遠しがちなレンズですが、
動画撮影も視野に入れている方におすすめなレンズです。
ズームスピードを選べる電動式ズームは動画撮影の際に大活躍。
静止画の際には電動ズームではスピーディさに欠けるので
レンズ先端部のマニュアルズームを推奨します。
描写力は申し分ないレンズ。
Eマウントユーザーで高倍率ズームをお探しの方には是非選択肢の一つとして
候補に入れていただきたいレンズです。
ただし約650gの重さがありますので、気軽にちょっとおでかけ用というよりは
「動画も写真もしっかり撮るぞ」という機会におススメです。
α PHOTO第20回のレンズは『E PZ18-200mm F3.5-6.3 OSS』でした。
今回の使用ボディは『NEX-5T』です。
次回はどんなレンズが登場するでしょうか。
お楽しみに!!
|
|