【SONY】α PHOTO Vol.25 100mm F2.8 マクロ SAL100M28編
F2.8 1/160秒 ISO100
α PHOTO Vol.25
『100mm F2.8 マクロ』
【α PHOTO】はスタッフが、SONYのAマウント・Eマウントレンズを
持ち出して自由に楽しく撮った写真を皆様にご紹介しております。
今回はAマウントレンズ 100mm F2.8 マクロ を
SONY純正アダプター『LA-EA4』に装着してα7Rで撮影してきました。
早速一枚目、雨の降る中傘を差しながらの撮影。
雨粒の情感あふれる描写、開放での撮影でありながら
解像度は流石のものです。
F4.0 1/100秒 ISO250
彩度、コントラストともにとてもはっきりと出るレンズです。
F2.8 1/250秒 ISO100
それでいて水滴の透明感もしっかり表現できています。
開放撮影ではやや周辺減光があるようにみえますが
ただ解像度が高いだけではない、質感描写にも大変優れたレンズだと言えるでしょう。
F2.8 1/100秒 ISO400
機能のメインたるマクロ撮影。
背景のボケも癖のないとても素直なボケで使い勝手が良いです。
僅かにブレてますが、手持ち撮影も可能なくらいの重量。
LA-EA4を介してのAFも遅すぎるということはなく、片手で撮影しなくてはいけない状況では十分に使い道があるように感じました。
F2.8 1/100秒 ISO400
望遠レンズほどではありませんが
ちょっとした路地裏での撮影には程よい圧縮効果があります。
F2.8 1/125秒 ISO100
人物を引きで撮るのにも楽しめそうなレンズです。
引きも寄せも一本でこなせるのでポートレートにも使えるレンズではないでしょうか。
F2.8 1/100秒 ISO800
中望遠レンズなので自分が気になった場所をスポットして
切り撮る事も可能です。
この写真はたんに薄暗い階段の写真なわけですが。
F2.8 1/250秒 ISO100
ややパープルフリンジが出ていますが、金属の質感描写も素晴らしいです。
F2.8 1/100秒 ISO1000
ISO1000という少し高めの設定になってしまいましたが
雨にたっぷり濡れた葉の質感もうまく出ています。
三脚を立てて、じっくりと撮ってみたくもなるレンズです。
F2.8 1/100秒 ISO160
今回の撮影ではほぼ開放での撮影となりました。
とはいえ開放にして中央部の解像度は素晴らしいものがあります。
引いて撮るも良し、寄って撮るも良し。
9年ほど前のレンズなので設計の古さこそありますが、
写りそのものは現在でも十分通用するレンズです。
マクロレンズといえばTAMRONの90mmがコストパフォーマンスの
良さで有名ですが
とろけるようなボケ味とはっきりとしたコントラストを持った
100mm F2.8 マクロ SAL100M28
このレンズもぜひ使ってみていただきたい銘レンズです。
αPHOTO第25回のレンズは100mm F2.8 マクロ SAL100M28でした。
今回の使用ボディは『α7R』です。
SONY純正アダプター LA-EA4 を介して使用しました。
次回はどんなレンズが登場するでしょうか?
お楽しみに!!
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