
【SONY】α7Ⅳ × FE 35mm F1.4 GM
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Beyond basic「次代の、新基準へ」———。
新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。
今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。
有効約3300万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー
最新世代の画像処理エンジンを搭載したフルサイズ一眼
絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO感度:100
ミラーレスの中で便利な機能として真っ先に挙げられるのが、「瞳AF」だと思います。
ポートレート撮影を中心に撮っている筆者にとってはこの機能は大変重宝しており、今では瞳AFにかなり依存した撮影スタイルになっています。
※撮影時以外モデルの方は常時マスクを付けております。
モードをAF-Cにしてモデルの方に自由に動いてもらいました。
顔が前後左右様々な方向に動いていたり露出が変化してもしっかり追従しているのが分かります。
グルっと回り後ろ姿になった瞬間瞳AFは外れますがすぐに復帰し再度追従しています。
従来機種に搭載されていたBIONZ Xの約8倍の処理能力を持つBIONZ XRを搭載しているため、
瞳や顔の検出速度や検出後の食い付きがかなり良くなっているのが分かります。
絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO感度:100
今回試写し、まず変化を感じたのは色味です。従来機種に比べて鮮やかで且つ自然な色味に変わっているなと感じました。
外観の使用感については、α7SⅢやα1のようにグリップ部分が大きくなり片手で持つのもラクなくらい深く持ちやすくなっており従来機種のα7Ⅲよりも軽く感じるほどでした。
【ピクチャープロファイル:S-Cinetone】
絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO感度:100 / ピクチャープロファイル:S-Cinetone
さらに今回α7SⅢやFX3に搭載されているピクチャープロファイル「S-Cinetone」が新たにα7Ⅳにも搭載されました。
ピクチャープロファイルオフに設定した下の写真よりだいぶ落ち着いた印象のあっさりな色味になっているのが分かるかと思います。
【ピクチャープロファイル:オフ】
絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO感度:100
スチル写真にもピクチャープロファイルを適用することが可能でRAWデータにも反映されますので、レタッチ要らずでシネマライクな色味の写真をカンタンに撮ることが出来ます。
絞り値:F1.4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO感度:100
今回使用したFE 35mm F1.4 GMは2021年3月にSONYから発売されたG Masterシリーズの標準単焦点レンズです。
人で賑わう場所では下がって撮影は難しい上に、広角過ぎると顔が伸びたような写りになってしまいポートレートではあまり使いたくありません。その中で35mmという画角はすごく丁度いい焦点距離に感じました。
レンズの性能に関してはGMの名を冠するだけあって素晴らしい写りで、あえて逆光が激しく写るような構図と立ち位置で撮影を行いましたが、一切フレアのような映り込みは見受けられずAFも高速で静音性が非常に高いので動画にも推奨できるレンズだと思います。
いかがでしょうか。
今回は、標準単焦点のFE 35mm F1.4 GMと共にα7Ⅳを紹介させていただきました。
「時代」ではなく「次代」の新基準として作られたα7Ⅳ。次世代を見据えたモノづくりをするSONYから今後も目が離せません。
model:ちょりみさん(@chorimi_0812)