【SONY】α7Ⅳ×FE 135mm F1.8 GM
SONYSONY G Master/G lensα7 IVα7IVのレンズ選びα9III 120コマ/秒対応スタッフおすすめ機材単焦点を楽しむ夏の思い出
Beyond basic「次代の、新基準へ」———。
新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。
今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。
圧倒的な高解像と自然なぼけ描写、一瞬を捉えるAF性能。すべてにこだわり抜いた大口径望遠単焦点レンズ
今回はFE 135mm F1.8 GMをご紹介します。
11枚の絞り羽根からなる円形絞りにより絞っても綺麗な円形絞りを保つことが出来、SONY独自のナノARコーティングにより逆光時のフレアやゴーストを抑制しコントラストの維持した描写を実現しています。
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:500 / 焦点距離:135mm
いわゆる中望遠単焦点に分類される当レンズ。2019年に発売され発売当時はその高い描写力が大きな話題となったのを覚えております。
ポートレートや、犬・猫等の動物や昆虫等の撮影を行う際に主題を引き立ててくれる滑らかで蕩けるようなボケ感は、135mmでなおかつF1.8のこのレンズならでは。
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:500 / 焦点距離:135mm
最初のカットと同じくアゲハ蝶が止まっていたので開放で撮影を行いました。
一番最初のカットと違いこのカットは最短撮影距離の0.75m目一杯まで寄って撮影をしました。F1.8だとボケ感がしっかり出てなおかつ合焦部はカッチリとシャープな写りをしています。本ブログでは元画像を拡大する事が出来ないので上手くお伝えする事が出来ないのですが、アゲハ蝶の顔の部分をPCで等倍に拡大しても細部のディテールを確認する事が出来るほどでした。
前述のとおり135mmの最短撮影距離は0.75mなのですが、個人的には結構寄れるな、といった印象を受けました。
筆者はあまり昆虫が得意ではないので、少しずつにじり寄るような感じでアゲハ蝶に近づいて行ったのですが「これはちょっと近いな・・・。」と緊張する距離感でした。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:800 / 焦点距離:135mm
続いて、枯れたひまわり畑を訪れた際にキジバトがひまわりを啄んでいましたので、撮影を行いました。
先程のアゲハのカットでもお分かりとは思いますが、135mmでF1.8になると非常に被写界深度が浅くなります。おかげでとても立体的に撮影できる反面、野鳥のような被写体だと手前の嘴からボケ始めてしまいますので今回F4.0で撮影を行いました。
開放でもシャープなレンズである為、少し絞ってあげるとそのシャープさは更に磨きがかかりより一層キジバトの羽毛の質感を忠実に再現しています。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
G Masterを冠するレンズなので逆光耐性も勿論良好。
夕方の時間帯に太陽が真正面に入る位置、あえてフレアやゴーストが出やすいシチュエーションで撮影を行いましたがゴーストどころかフレアすら全く発生しておりません。
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
サイドから強い日差しが入るシチュエーションでも白んだ写りになったりせず、コントラストがしっかり出ています。
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm
いかがでしょうか。
主題を引き立てるのに有利な中望遠は135mmの他にも85mmや100mm等多く選択肢があります。その中で135mmは特にその効果が強く、撮りたい物・見せたい物をより明確にすることが出来るレンズだと感じました。
普段使いには難しいレンズかもしれませんが、ここぞという時のいわゆる「決め球」のような使い方をしてあげると、普段のレンズには出せない素晴らしい結果をアナタに齎してくれると思います。ぜひご検討ください。
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