「OM」システムが発売された当初より販売されていたレンズです。
最初は「M-SYSTEM」でしたがライカからの指摘で「OM-SYSTEM」に変更になりました。

最終的には「ZUIKO 28mm F3.5」になります。
最後までモノコーティングでした。

発色はモノコーティングの割にはなかなかよく出ていると思います。
原色もくどくはなく爽やかな感じです。
明るさも無理をしていないため開放からシャープな描写です。
周辺の画質の乱れはありませんが光量落ちがあります。
絞りの段階には半段がありませんので露出補正を多用することになります。
広角レンズですが「F11」まで絞らないとパンフォーカスにはなりません。
ピントもきっちり合わせないといけません。
フィルムの時は泣かされた逆光時のハレーションは天気の関係で確認が出来ませんでしたが
白い壁と空を撮影したときにファインダーが一気に明るくなったので弱いと思います。

マウントアダプター使用の際には無理やり装着などされないように注意して下さい。

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