【SONY】α77II 虫撮りその2
前回、撮影に行ってから2ヶ月ほど経ちました。その間に秋を飛び越えたように冬の寒さになった気がしました。
さて、こんな寒さになっても虫はいるのでしょうか。
愛機のSONY α77IIボディILCA-77M2とTAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACROを持って、
近くの公園に虫撮りに行ってきました。
この蝶(クモガタヒョウモン)や川の中にモツゴ(関東名ではクチボソ)稚魚を撮りに行った頃と違い季節が急に冬になった気がしました。
なんとか、この気候にいる昆虫・魚に会いたいものです。
探したのですが、一向に見つからず探す手掛かりは、花や実(果実)を宛に探ってみました。
下をみるとツワブキ、この花は10月から12月位に咲いて子バエなど引き付けるが、なにも来ない。
ハナゾノツクバネウツギ(公園でお馴染みの植物です。前回紹介いたしました。)このまえは蝶を引き付けていましたが、なにも来ない。
上を見ると桜が咲いていました。冬に咲くから冬桜?
調べると冬桜は一重の花びら、これはコブクザクラ(子福桜)、
八重の花びら萼片の形から判別しました。
ここにもいない。
もう、この寒さでは無理なのかと歩いていると・・・・・。
嫌いな人、ごめんなさい。
こんな時は普段取り上げない嫌な虫でも有り難い、銀バエの一種です。普段は動いて全く撮れるような虫ではないのですが、
寒くて止まって動かない状態でした。あと、もう一匹くらい・・。
公園や街路樹、生垣でお馴染みのネズミモチの木の実です。
名前の由来は、ネズミから出るものに似ていることです。
よく見てみると、「あっいた」
チャバネアオカメムシです。これも、嫌な虫に入るでしょう、
ただ寒さには強いようです。
そう考えると、嫌な虫は寒さに強いとなります。家の中にいて越冬する蚊もその部類に入ります。
今回感じたことは、冬は昆虫類の撮影にあまり向かないこと、生物類は撮る時期、最盛期を逃さないことです。
ただ、見つかると今回はなんでも嬉しかったです。
番外編
これからは、俺たちを撮ってくれと、毎年、公園の池に渡ってくる冬鳥のオナガガモが寄って来てくれました。
【参考文献】
フィールドガイド 日本のチョウ株式会社誠文堂新光社
フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研
見つけよう信州の昆虫たち 身近な自然の昆虫図鑑 信濃毎日新聞社
サクラハンドブック大原 隆明 文一総合出版
草花 雑草図鑑 三省堂
日本の鳥300 改訂版 (ポケット図鑑)文一総合出版
フィールド図鑑 淡水魚 東海大学出版部
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