【SONY】α77II 虫撮りその3
今年の梅雨は、本当にじめじめした梅雨らしい梅雨と言うべき天気です。
昨年の記録を調べると梅雨明けは6月末でした。
観測史上始めての早さだったそうです。
雨の日は撮影もなかなか行けないなと思っている方も多いのではないでしょうか。
今年の梅雨明けは昨年より遅いようなので、重い足で何とかその天気の合間を縫って、
愛機の【SONY α77IIボディILCA-77M2】と
【TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di USD G2 A022S(ソニーA用)】
【TAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO】を携えて出かけました。
今回は、近所の公園と千葉の公園(遠征しました)にいきました。
さあ、どんな虫たちに会えるでしょうか。
ハナダイコン(私はこの花の名を知っていたのですが、別名が多いのが分かりました。別名ムラサキハナナ ショカツサイ シキンソウ オオアラセイトウ、地域や図鑑によって)
に止まる蝶、よく白い蝶をモンシロチョウと思われる方々多いのですがよく見ると違いますスジグロシロチョウ(メス)と言います。
白い蝶をみたら気を付けて見てください。
似ていて違います。
そして、これがモンシロチョウ(メス)です。
羽のところ比べてみてください。
このアブラナは食草でもあります。
キャベツが有名で害虫でもあります。
似ているけど違います。
白い羽は夏になってくると黄色を帯びる白に変わります。
もうひとつ、似ている蝶を紹介します。
この桜草に止まっているのは、アゲハチョウ(オス)です。
これと似た蝶を見かけますが羽の斑紋で区別できます。
似た蝶にキアゲハ(オス)がいます。
アゲハより警戒心がなく羽を広げて止まっております。
越冬する蝶です。名をルリタテハ(オス)と言います。
クヌギなど樹液がでる木に好んで集まります。
夏になるとカブトムシ、オオスズメバチと一緒にいます。
春から初夏を迎えてこの蝶たちが目立ちました。
水辺をみると、おたまじゃくしの群れ、これはなんでも食べるウシガエルのおたまでした。
もっと目を凝らしてみると、親玉が顔をだしているではありませんか。
増えすぎて問題のカエル君でもありますが。
忘れてました、水辺の昆虫といえばアメンボ(普通はアメンボは総称を言うものでミズグモ カワグモ スイバ(水馬)と呼ぶそうです)。
このミズグモは関東ではこのヒメアメンボが多く、あの黒いアメンボは少ないそうです。
この時期は、いろいろな細かい虫たちが出てきて紹介しきれないので、またの機会に。
【番外編】
この季節には、一時はテレビの主役で集団移動するだけでニュースになった、絵本まで出ていた鳥たちが泳いでいるではありませんか。
僕たちを見守ってくださいと言っているような。
カルガモの母が泳いでいる子ガモを見つめるまなざしが、このうっとうしい天気に和みをあたえてくれました。
【参考文献】
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版
フィールドガイド 日本のチョウ株式会社誠文堂新光社
見つけよう信州の昆虫たち 身近な自然の昆虫図鑑 信濃毎日新聞社
街で見かける雑草野草図鑑 金田 一 交通新聞社
改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂
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