【SONY】お手頃レンズを楽しむ・後編
「撒き餌レンズ」という単語をご存じでしょうか。
長年カメラを楽しんでいる方なら聞いたことがある単語です。
「撒き餌」とは魚や鳥を呼び寄せるための餌の事で、安価な餌が多いです。
「撒き餌レンズ」とはこの「撒き餌」になぞられたレンズで手ごろな価格でありながら性能が良く、
初心者ユーザーに交換レンズの楽しさを知ってもらうためのレンズの事です。
大体は50mm前後の単焦点レンズで、3万円前後の価格である事が多いです。
本記事では数回にわたり、ミラーレス機用の撒き餌レンズを使って撮影を楽しみたいと思います。
今回使用したレンズはソニーのミラーレス機用レンズ「SONY FE 50mm F1.8 SEL50F18F」です。
フルサイズミラーレス機「SONY α7RIV」に装着して撮影を楽しみました。
各メーカーのお手頃レンズに多い50mmとF1.8の組み合わせの明るいレンズです。
レンズ本体の重さが約186gと非常に軽く、
50mmという画角が活躍しやすいポートレートや風景写真、スナップショットに適しており、
散歩のお供に最適です。
マウントパーツは金属パーツが採用されており、
プラスティック製のマウントパーツで起こりやすい、爪の欠けやパーツの割れの危険性が低いです。
画角と軽さから動き回って使用する事が多いレンズですので、
重要パーツに剛性があるのは安心できます。
FE 50mm F1.8はコンパクトで軽いため持ち歩きやすいレンズです。
ボケ方も良く、コストパフォーマンスに優れています。
昨今のお手頃レンズは、価格に対して性能や使い勝手が良い傾向にあります。
単焦点はズームレンズよりも明るいレンズが殆んどで、
明るいF値である事が多く、暗めの場所でも撮影しやすいです。
また、ズームレンズと比べてボケ方が綺麗なものが多く、
各メーカーから撮影初心者だけでなく撮影慣れた方まで満足できる
優れたお手頃レンズが登場しています。
これからカメラを始める方
今までズームレンズを使用してきたけど単焦点に興味がわいた方
一度「お手頃レンズ」を手に取ってみてはいかがでしょうか。