【SONY】この季節に咲く花(17)
まだまだ、寒い日が続きますが、この事態で体調にはお気を付けてください。
カメラは、その季節、日にち、時間を記録をする大切な道具だと思います。
これからもできる限り、使って撮っていきたいと思います。
さて、このつぼみは、何でしょう。
早春、この時期に良い芳香を放っている花です。
答えは、「蠟梅、ロウバイ」です。
「梅」の字があるからと言って、「梅・ウメ」と同じ仲間かと言うと違う仲間です。
「梅・ウメ」はバラ目バラ科、「蠟梅、ロウバイ」はクスノキ目ロウバイ科です。
江戸時代、中国からやって来ました。
花弁が蠟質で、ウメのような澄んだ香りを放つから、または中国名「蠟梅」を音読みして和名のロウバイと名前が付きました。
もう、ちょっと蕾も花もよって撮ってみます。
この光沢、本当に蠟の様ですね。
マスクをしているので、香りを楽しむことができないので残念です。
ロウバイ、ロウバイと言っていますが、ロウバイにも色々あって、参考文献によると
ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)、
ウンナンロウバイ(雲南蝋梅) アメリカロウバイ(アメリカ蝋梅)、ナツロウバイ(夏蝋梅) 、とありまして、
私が現物を見たことがあるのは、ソシンロウバイ、マンゲツロウバイだけで機会があれば見に行きたいです。
では、このロウバイは何か。
花の中心部も黄色、花全部が黄色なので、「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」と私は判別しました。
他のロウバイは花の内被片が赤紫や黒のものが多いからです。
別名、「カラウメ」「ナンキンウメ」とも言います。
ちなみに、このミノムシみたいなのは去年できた実が残っていました。
中に小豆形の種があります。
この種や葉はアルカロイド系の毒があるようで注意が必要です。
【参考文献】
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 出版社 : 文一総合出版
改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂
葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社
フィールドベスト図鑑16巻日本の有毒植物 佐竹元吉 (その他) 学研
フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 西田 尚道 (監修) 学研
あとがき
この状況でも、いつもの公園には散歩も兼ねてカメラを持って足を運びます。
なにかを見つけに。
すると、池の岩に青い鳥が着地しました。
カワセミ(雌)でした。
2年前に逢った個体でしょうか。
遠出も出来ない今、私を和ませてくれています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。