【SONY】この季節に咲く花(19)
だいぶ、日が長くなってきましたね。
でもまだ、突然あったかくなったり、寒くなったり、嵐のような大雨が降ったり、忙しい天気の季節になっても、
散策のお供にカメラは、良き相棒です。
今回は、前回の「二ホンスイセン」はよく梅園の梅の根元に植えられている植物でした。
これも同じように根元に植えられている植物の一つです。
「福寿草・フクジュソウ」です。
旧暦のお正月(2月頃)に咲き始めるので「福告ぐ草」と呼ばれましたが、語呂が悪いので「福寿草」になりました。
別名、「ガンジツソウ」、「ツイタチソウ」とも言います。
芽です。実ところ「福寿草」は」トリカブトと同じ仲間、キンポウゲ科で全草が毒です。
よく、「蕗・フキ」の芽に間違えられて、春の山菜採りで間違えられて、中毒事故が起きてます。
注意が必要です。
参考に「蕗・フキ」の芽です。これは、食べられます。知っていると言う過信は禁物です。
日が当たるとパラボラアンテナの様に上向きに開きます。
それに伴い、花の中央は太陽熱を集めるようになっていて、外気より気温が高くなり、早春、花粉を求める虫の活動を促してます。
夜間や曇天、天気が悪く寒い時は、閉じます。天気や明るさで開閉を繰り返します。
また、東北地方、北海道地域では、春にまず咲く「マンサク」や「土マンサク」と呼ばれ、木に花が咲くのは「木マンサク」と呼ばれてます。
下の写真は「木マンサク」、関東では「マンサク」で今現在、花が真っ盛りです。
【参考文献】
フィールドベスト図鑑16巻日本の有毒植物 佐竹元吉 (その他) 学研
薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ 磯田 進 (監修)出版社 : 誠文堂新光社
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑 ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社
牧草・毒草・雑草図鑑 清水 矩宏 (著), 森田 弘彦 (著), 宮崎 茂 (著), 広田 伸七 (著)出版社 : 畜産技術協会
最後に問題です。
写真はある植物の芽です。さて何でしょうか。
ヒント:春を代表する植物です。オランダの国花、新潟、富山の県花です。
答えは最後に。
答えは、チューリップでした。
春は、あともうすぐです。
植物達も準備し始めております。
私もこの事態に、さらに気を抜かず対策し、ルールを守って撮影したいと思います。