【SONY】この季節に咲く花(28)
OM SYSTEM / OLYMPUSSIGMASONYTAMRONα7R IVこの季節に咲く花カメラを愛でるスタッフおすすめ機材単焦点を楽しむ
うっとうしい季節に、なって来ました。
関東の梅雨入りは、そろそろですね。
なかなか、外には出られる時世ではないですがルールなど守り、皆さん頑張りましょう。
私は、今、SONY α77IIボディにSIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM又は
TAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1を付けて使っております。
メーカーさんでは製造中止でもまだまだ、十分使用に耐えうる機材だと私は思います。
ただ、新しい機材の機能にも興味がありました。
変えたりするのをためらったのは、今まで逢った被写体に対して丁度いい距離を保ってくれる180mmのレンズが使えなくなることでした。
その訳は、こちらで
最近、Sonyから新しいマウントアダプターLA-EA5が発売してSonyAマウントでも機種によっては、最高10枚/秒のAF追従連写が可能になり、
AF-S,DMF,MF時は最高30枚/秒になるようです。
純正レンズが対象なのですが、SIGMAの APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMを付けて動作はどうか確かめたくなりました。
その組み合わせはこのようになります。
SONY α7RIV ボディ+マウントアダプターLA-EA5+SIGMAの APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMで試してみました。
今回はこの季節、アジサイと並ぶ花、「ショウブ・菖蒲」を取り上げます。
これを持って近所の公園まで「菖蒲」を撮りに行きました。
菖蒲には、五月五日に入るしょうぶ湯の菖蒲と違うので「花菖蒲」と呼ばせていただきます。
花菖蒲は自生種「ノハナショウブ」から改良された園芸品種達です。
シグマのレンズはと言うと、違和感なく子気味よくAFが動くので気持ち良く撮影ができます。
SONYならSSM、SAM、シグマならHSMが付いていれば良いようです。
あくまでも、私の感覚ですので自己責任で確かめ下さい。
花菖蒲は地域ごとに系統があります。
まずは、江戸時代から品種改良がすすみ、原種に近いのが「江戸系」と言います。
これは、江戸系「鎌田錦」と名の品種です。
次は、花弁が垂れ下がる特徴の「伊勢系」。
名前を「乙女」と言います。
大輪が特徴で鉢植えに向く「肥後系」。
この花の名は「楼蘭」と言います。
山形県長井市のあやめ園の「長井古種」。
この花は「長井古紫」と言います。
ボディもα7RIVですので、6000万画素の解像度が細かい花びらや似てるものでの判別に役に立ちそうです。
キショウブ(花菖蒲より早く咲く帰化植物)との「種間雑種」。
この黄色い花の名は「愛知の輝(アイチノカガヤキ)」と言います。
外国での品種改良、「アメリカ」。
名を「スティップルド・リップルス」、点刻のさざなみと言う意味です。
以上、六系統があるようです。
まだ現在咲いてますので、花を見る時の予備知識としてお役に立てれば幸いです。
解像度の高いカメラは、後から種類や名前の判別に役に立ちました。
【参考文献】
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
現代花菖蒲図鑑 古花から最新花まで 清水 弘 (著), 椎野昌宏 (著) 出版社 : 淡交社
色分け花図鑑 花菖蒲 永田 敏弘 (著), 加茂花菖蒲園 出版社 : 学研プラス