【SONY】この季節に咲く花(43)
寒い日が続きますね、皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。
東京はひさしぶりに大雪に見舞われました。
皆さんも体調に気を付けて、この事態に、さらに気を抜かず対策し、ルールを守って撮影しましょう。
今回もSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A + マウントアダプターLA-EA5 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMで撮影致しました。
雪が解けて足場も良くなったので、近所の公園に散策撮影に出かけました。
さすがにこの寒い時期ですが、もうこれが咲いてました。
「ホトケノザ・仏の座」です。
驚く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと、早いかもしれません。
でも、咲いておりました。
時期的には、三月頃なのですがなぜなのでしょうか。
葉が、段々となっているので「三階草・サンガイグサ」と言う名もあります。
向かい合って2枚の葉が、茎を囲むように見え、それが何段も重なっている。
この葉が、仏様が座る蓮華座に似ているのが和名の由来です。
春の七草で言われている「ホトケノザ」とは違います。
その昔、「ホトケノザ」と呼ばれていたのは、「コオニタビラコ」で後味がほんのりと苦いキク科の植物です。
この「ホトケノザ」はシソ科、【SONY】この季節に咲く花(20)で紹介した「ヒメオドリコソウ」の仲間で、後処理が必要ですが、
海外では、食用、薬用に利用されてます。
日本では、不向きの様です。
最初、なぜこの時期に咲いているのか疑問がありました。
春の花と思われがちですが、晩秋から開花を始め、凍える冬でも咲き続ける様です。
冬季で栄養源の少ない時、小生物の貴重な植物なのです。
【参考文献】
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
持ち歩き! 野草・雑草の事典532種 金田 洋一郎 金田 初代 (著)出版社 : 西東社
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム
いっしょに探そう野山の花たち 花色と形でわかる野草図鑑馬場多久男ほか (著)出版社 : 信濃毎日新聞社
色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑 高橋修 (著), 藤井伸二 (監修) ナツメ社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
身近な雑草たちの奇跡 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態 森 昭彦 (著)出版社 : SBクリエイティブ
撮影している時に自転車の急ブレーキのような音がしました。
カワセミの鳴き声です。
もしかしたら、去年逢ったカワセミ(雌)でしょうか。
短い180mmマクロしか持ってなかったので、寄れないなあと思っていたところ、カワセミの方から寄ってくれました。
距離を見るとおよそ、2.2メートルから2.3メートルのところで撮らしてもらいました。
今までで、最短撮影の距離5メートルを更新しました。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。