
【SONY】この季節に咲く花(53)
まだまだ、梅雨は続き、はっきりしない季節も続きます。
状況はまだ、全く変わっていないと思います。
気を引き締めて、気を付けていきましょう。
梅雨はしっとりとした季節ですが、合間の晴れは埃なく光がキラキラしています。
今回は、そんな晴れ間に水面に浮かんでいる花です。
SONY α7RIV ILCE-7RM4AにTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
「睡蓮・スイレン」です。
湖沼やため池で生育する多年生の浮葉植物で、園芸品種が野生化したものです。
これは葉です。
この形、直卵形~楕円形、大きな切れ込みがあります。
アニメならカエルが乗っかって絵になるか、実際はトンボが産卵、休憩する足場になっております。
蕾です。
葉が混みだすと、日を求めて押しのけて茎が伸びます。
「睡蓮・スイレン」の名前の由来は、本来はヒツジグサ(日本でただ一種、自生の睡蓮)固有種の漢名ですが、
日本ではスイレン属の水草の総称として用いてます。
最初、私はこの睡蓮をヒツジグサだと思っていました。
調べると、絶滅危惧種に指定されているので、ちょっとやそっとには、ありませんでした。
園芸品種のスイレンで「セイヨウスイレン」と判別を私はしました。
違うと言う方がいらっしゃいましたら、教えてください。
ちなみに、漢字で「水連」と書いあるのは間違いで「睡蓮」が正解です。
【参考文献】
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
日本の水草 (ネイチャーガイド) 角野 康郎 (著)出版社 : 文一総合出版
花蓮品種図鑑 大貫 茂 (著) 出版社 : 誠文堂新光社
スイレンとハスの育て方・楽しみ方 岩見悦明 (著)出版社 : 家の光協会
梅雨の説明書 vol.7 この季節に咲く花(52)に載せました。
カルガモ親子の続きです。
無事、大きくなっているようです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。