【SONY】この季節に咲く花(89)公園の生け垣で見かけ、およそ6~7カ月間咲いてる植物
暦の上では、 立冬も過ぎ初冬となっております。
それなのに、突然気温が20℃にも上がり、最高気温が11℃にもなる。
起伏の激しい気候、人の体調もおかしくなる最中、都市公園の生け垣、当たり前のように咲いている。
どなたでも、見たことがあるのではないでしょうか。
強い植物です。
前回と同じく、新しく購入したレンズ、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2をSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A につけて
撮影に出かけました。
「アベリア」と言います。
この名前はラテン語名で、和名を「ハナツクバネウツギ」と呼びます。
ちなみに、「ツクバネ・衝羽根」とは羽子板遊びに使われる羽根のことです。
一般には、前者で呼んでいます。
花です。
四季咲きとも言えて、開花期間は長く、初夏から晩秋になります。
ほんのりと、芳香があります。
花が全盛期の頃、嗅いでみてください。
葉っぱです。
葉の縁にはギザギザがあります。
葉の長さは1~3㎝ほどです。
幹です。
直径1~2センチほどです。
一番の特徴は、花が終わった後、赤い萼片が残り花より持ちが良く晩秋、初冬を楽しませてくれます。
このように萼片が残るのは、「アベリア」が種をつけないからだと言われてます。
種で増えるのではなく、挿し木で増やす植物です。
和名の由来は、このガクが羽子板遊びの羽(衝羽根)に似ていることからきています。
アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。
耐候性があり、刈り込みにも強く、乾燥に強いので道路の中央分離帯、公園の生け垣などに採用されてます。
皆さんもどこかで、見かけている身近な植物だと私は思います。
アキアカネです。
この撮影の日は大変、寒い日でした。
その為、あちこちで蝶やトンボや蛾が日向ぼっこしてました。
SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2は、昆虫などを撮り時にレンズが軽いので、虫の目線での撮影が手軽です。
太陽を背にしても、撮影距離を取れるので影がかぶりにくく、被写体にも気づかれないように出来るのでシャッターチャンスが生まれます。
一度、お試しを。
モンシロチョウ、意外と寒さに強く2月に発生することがあります。
シロオビノメイガと言います。
蛾です。
年間5~6回発生しますが、寒さには弱く、春には発生しません。
文献によると、幼虫がホウレンソウ、サトウダイコンの害虫です。
ムラサキツバメと言います。
蝶です。
本来、平地、丘陵地の照葉樹林、また周辺が生息地なのですが、食草が街路樹、公園にも植えられるため、都心でも増えてきました。
この蝶は越冬します。
冬、見かけても、そっとしておいてください
冬鳥の「ヒドリガモ」いつもより遅い感じですが来ておりました。
【参考文献】
改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂
フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版
フィールドガイド 日本のチョウ 日本チョウ類保全協会 株式会社誠文堂新光社
東京都のトンボ喜多 英人 (著), 須田 真一 (監修)出版社 : いかだ社
くらべてわかる蛾 1704種 (くらべてわかる図鑑)横田 光邦 (監修), 諸岡 範澄 (著), 筒井 学 (著), 阿部 浩志 (著)出版社 : 山と渓谷社
新 日本の昆虫1900(1)チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑) 槐 真史 (著, 編集), 伊丹市昆虫館 (監修)出版社 : 文一総合出版
Theむし 昆虫図鑑4200種 田下昌志 (著), 丸山潔 (著), 降旗進一郎 (著), 福本匡志 (著), 横山裕之 (著)出版社 : 信濃毎日新聞社
蛾の生態標本図鑑 今井 初太郎 (著)出版社 : メイツ出版
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。