
【SONY】この季節に咲く花(99)蘭の名前がついてますが蘭ではないです。
SONYSONY G Master/G lensα7R IVこの季節に咲く花ズームレンズを楽しむネイチャーフォトマクロ撮影昆虫撮影
立秋とは名ばかりの厳しい残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
日が弱くなった時間の合間に撮影している昨今です。
熱中症対策をして散歩撮影に近くの公園を歩きました。
撮影は、SONYα7RIV ボディ ILCE-7RM4A にSONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2を つけておこないました。
この季節どうしても、空を見上げがちですが、あえて足元の植物に目が行きました。
「ノシラン・熨斗蘭」と言います。
葉っぱです。
長さ3~50cm、幅4~15mmの線形。濃緑色で光沢あり。先端は垂れ下がります。
花です。
白または紫の小花がまばらに咲く。萼片が花弁のように見えます。
この花の形が名前の由来で、「熨斗」に似た形状から「熨斗蘭」と付きました。
潮風に強く、常緑性。寒さにはやや弱いです。
この季節、木の根元に茂っているこの季節に咲く花(59)で取り上げてる「ヤブラン・藪蘭」と同じように咲いていました。
キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草で、日本では関東以西から琉球、韓国の済州島に自生しています。海岸に近い林内や、やや湿った場所に生育します。
非常に丈夫で手間がかからないため、庭木の下草やグランドカバーとしても広く利用されています。
この蘭の写真を撮っていたら、目の前に止まりました。
赤とんぼです。
赤とんぼはアカネ属(Sympetrum属)に分類される複数のトンボの総称です。成熟するとオスを中心に体が赤く色づくことから、まとめて「赤トンボ」と呼ばれています。
その中の代表的な種類、アキアカネとかナツアカネ、ミヤマアカネ、ノシメトンボ がいます。
前回「この季節に咲く花(98)」で載せたショウジョウトンボはすごく赤いのですが、別の分類になります。
さて、この赤とんぼの名は何でしょう。
調べるには、胸の模様で判別します。
いつも、載せてる参考文献で私が判別しました。
「リスアカネ・りす茜」と言います。
名のリスは動物のリスと関係ありません。
スイスのトンボ学者の名に由来するものです。
うす暗いところを好み、成虫は6月下旬頃から羽化が始まり、遅いところでは11月下旬頃まで見られます。
今回、この季節の赤トンボは、アキアカネとかナツアカネで判別を片付けてしまいがちですが、高画素のSONYα7RIVのおかげで深く掘り下げることができました。
さて、この判別は合ってるでしょうか。
違うよと思う方、募集してます。
【参考文献】
持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 : 西東社
持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 : 西東社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
東京都のトンボ喜多 英人 (著), 須田 真一 (監修)出版社 : いかだ社
くらべてわかる トンボ (くらべてわかる図鑑) 尾園 暁 (著)出版社 : 山と渓谷社
見つけよう信州の昆虫たち 身近な自然の昆虫図鑑 田下 昌志 (編集)出版社 : 信濃毎日新聞社
最後までお付き合い頂きありがとうございます。