【SONY】シリーズRX100の系譜 Vol.5
SONYSONY RX100/RX10 seriesコンデジを楽しむシリーズRX100の系譜スナップズームレンズを楽しむ動画撮影
「Cyber-shot」
SONYのカメララインナップにおけるコンパクトなどのレンズ一体型カメラにつけられるシリーズ名。
そのCyber-shotシリーズにおいて「高級コンパクト」というカテゴリーで大型の1.0型センサーを搭載したモデルがRX100シリーズです。
2010年代からのスマートフォンの流行にともなって、安いだけのコンパクトカメラはその存在を脅かされ続けています。
しかし、このRX100シリーズは「小型のまま高画質」という独自路線を確立したことにより、現在でも人気のシリーズとなっています。
2022年9月現在、通算7機種(RX100M5Aを含むと8機種)がリリースされているRXシリーズ。
本シリーズの魅力を総ざらいし、機種ごとの特徴をお届けする本企画『シリーズRX100の系譜』
今回は5代目にあたる「RX100M5A」をご紹介致します。
Cyber-shot RX100シリーズでは発売している中では最後となる24-70mm F1.8-2.8のレンズが一体型となったモデルとなります。
「DSC-RX100M7」が最新機種としてもございますが、この明るいレンズを使いたい。とお買い求めになるお客様も多くいらっしゃいます。
この明るさだからこそ実現する優しい映りと柔らかなボケ感をご覧ください。
光がふんだんに入り込み、肉眼で見たときよりキラキラと輝いて見えます。
24-70mm F1.8-2.8の画角を生かしたスナップ撮影に出てみようと思います。
高画質カメラが搭載されたケータイ電話の多くの普及により、コンデジを手に取る方々は減ってしまったように思います。が、「RX100M5A」はコンデジでありながらカメラを使う醍醐味をこの手で体感させてくれるカメラです。
実際に「RX100M5A」とケータイとお財布だけしか入らない小さなバックで出かけて、2時間ほど歩きっぱなしでしたが、全く疲労感は感じませんでした。この身軽さには驚かされます。
目に入ったものを何も考えずパシャパシャ撮影していきます。
1インチのセンサーの中にはAF測距点が315点入っています、そのため全く迷いがありません。狙った被写体にピタッとあって気持ちがいいスナップ撮影になります。
古着屋さんの前に並ぶキッズサイズのTシャツたち。まるでおもちゃみたいなサイズ感ですが、これを身にまとえる子供たちのサイズを考えると身悶える可愛さです。
あたりが薄暗くなってきました。最近は日が落ちるのもとても早くなってきて、無理やりにでもシャッタースピードを下げなくてはいけません。
「RX100M5A」はレンズの明るさがF1.8-2.8なので、シャッタースピードを稼ぎたい撮影でも、ISO感度を不用意に上げずにレンズの明るさだけで勝負が出来ます。とても頼もしいです。
万が一にもISO感度を無理やり上げなくてはならなくなっても、今までのRX100シリーズや「RX100M5A」と比較してもノイズの少なさが一目見て分かります。
また「マルチショットNR」機能が搭載されいて、1回の撮影で高速連写した4枚の画像を重ね合わせることでノイズを低減してくれます。
「RX100M5」の後継機種というところから、「RX100M6」のが性能がいいのでは?と思われる方も多くいらっしゃいますが、実は発売順としては、「RX100M5」→「RX100M6」→「RX100M5A」なのです。
「RX100M5」の標準レンズならではの需要の高さが伺えます。
「RX100M6」で進化した処理エンジンと「RX100M5」の魅力満載のレンズが組み合わされたサラブレットと言っても過言ではありません。
さらにRX100シリーズでは、RX100M4から動画での4K撮影が可能になりました。
今回のブログではRX100M5Aで撮影した4K動画をご紹介させていただきます。ストレスのないピント合わせやコンデジで撮影したとは思えない立体感を是非ご覧ください。
すこし季節外れな動画となってしまいましたが、風鈴の綺麗な音色にも耳を傾けて頂けると幸いです。
いかがでしたでしょうか。
大人気のRX100シリーズで現在発売している中では最後となる、ZEISSのバリオ・ゾナーT*レンズ24-70mmを一体型とした「DSC-RX100M5A」。是非お試しください。