皆様は、ネコ派ですか?それともイヌ派ですか?
この論争はキノコ・タケノコ論争並みに多くのところで見受けられます。
我々人間にとって最も身近な動物だから当然でしょうか。
筆者はと言いますと、ネコ科が好きなのでどちらかというと「ネコ派」なのかもしれません。
今回は2/22のネコの日にちなんで動物園で見れるネコ科の写真をご紹介したいと思います。
筆者の担当日が2/23なので一日遅れになってしまい誠に申し訳ありません。
ILCE-9/SEL100400GM
まずは、筆者が最も好きな動物の「トラ」です。
トラは子供のころから大好きで動物園に足を運ぶ度に必ず撮影しています。
黄色い体に黒い縞模様がとても美しく、ずっと見ていられます。
E-M1X/M.ZUIKO DIGITAL 300mm F4
この縞模様は自然界においては擬態の役割を果たすと言われています。
林の中で木の影にこの縞模様が上手く馴染むそうです。
試しにモノクロにしてみました。いかがでしょうか。確かに咄嗟に見ると何処にいるか分からないかもしれません。
ILCE-9/SEL100400GM
次は、百獣の王と呼ばれている「ライオン」です。
オスには特徴的なたてがみがあり大人も子供も大好きなネコ科を代表する動物です。
ネコ科の動物の中では珍しく、プライドと呼ばれる群れを形成し狩りは集団で行います。
狩りは主にメスが行い、オスは参加しません。捕まえた獲物はオスが最初に食べてその後、子供やメスが食べます。
一見、これだけ聞くとオスは何もしない不公平かと思いますが、彼らは他のオスからプライドを守り戦います。
万が一、プライドの長であるオスが負けた場合オスはそのプライドを去り新たに勝ったオスがそこの長となります。
去ったオスは以降は自分自身で狩りを行い、一人で生きていく事になります。戦いに敗れ負傷した体で生きていくのは自然界ではかなり過酷です。
さらに、もしプライド内に前のオスの子ライオンがいた場合、オスであれば殺されてしまいます。弱肉強食の世界ですね。
ILCE-9/SEL100400GM
野生では過酷な環境に身を置いてるライオンも安全な動物園ではこんなにリラックスしています。
横になって寝転んでいる様はまさにネコ。とても可愛らしいですね。
E-M1X/M.ZUIKO DIGITAL 300mm F4
次はユキヒョウです。ユキヒョウは筆者の近場なら多摩動物公園で見ることが出来ます。繁殖をよく行っており定期的に子供が産まれているので是非その時は見に行って頂きたいです。
ユキヒョウの特徴的な部分としてよくあげられるのがモコモコした手や尻尾ですが、私は顔がとにかく好きです。
凛々しく美しい眼元と顔のバランスがとても好きで、顔のアップをよく撮影しています。
E-M1X/M.ZUIKO DIGITAL 300mm F4
リラックスしている表情がとても可愛らしいです。それでいて逞しい牙がとても猛獣らしさを感じます。
ILCE-9/SEL100400GM
最後は、一番ネコらしいネコの写真です。
名前はマヌルネコといい、最近ちょっと話題になったネコです。
上野動物園で見ることが出来ます。今回紹介した、トラ・ライオン・ユキヒョウと比べると体は断然小さくサイズ感は一般的な家ネコより一回り大きい程度です。
ILCE-9/SEL100400GM
横顔を撮影しました。スコティッシュフォールドとかその系統のネコの顔に見えますね。
上野は割と暗いので撮影時は好感度に強いカメラをお勧めします。
いかがでしょうか。今この時期は動物園には行けませんが、早くこの情勢が落ち着いてまた撮りに行きたいですね。