【SONY】ピアスとアフリカンプリントのお話
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使用機材はすべてSONY RX1RⅡ となります
普段スナップ写真をメインに撮影している私にとって、外出自粛の今、カメラを全く持たない日々が続いております。
そろそろ写真を撮りたいなと思い、ふと目についたのが自宅にある上記のピアス置き場。
実はこのピアス置き場は、100均で偶然見つけたネコちゃんのペン立てを使用しており、写っている写真はすべて母の手作りのピアスです。
今回は題名の通り、ピアスとアフリカンプリントのお話にお付き合い頂ければ幸いです。
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先ほども申し上げた通り、写っているものはすべて母の手作りのピアスです。
私と母自身が使う用途のみですので、母の趣味となります。
ちなみに、私は一切作れません…。作るどころか笑ってしまうほどとても不器用で、細かい作業が苦手で嫌いです。
なので、母が楽しそうに短時間でどんどん作ってしまうのを見ると、なぜこんなにも私と違うのかと笑ってしまいます。
f/2 1/125 ISO1000
デザインを思い浮かべてから買うのではなく、気になった材料を購入し、手持ちの材料と合わせながらイメージをしてるようです。
材料は、街にある手芸用品屋さんやフリーマーケット、ネットショップなどで見つけており、家には材料がたくさんあります。
ですので、一気に買うのではなく、気に入ったものを見つけたときに購入しているので、細かく購入している様子が印象的です。
私がこのようなピアスを好んだきっかけは、好きなアーティストの真似をしたく、ピアスを作ってもらったことでした。
それがいつの間にかに、母が作ってくれた新作のピアスをつけて、ワクワクな気持ちで街へスナップ写真を撮りに行くことが、私の休日の楽しみのひとつとなりました。
続きまして私の好きな物のひとつである、アフリカンプリントについて、簡単にお話します。
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アフリカンプリントとは、アフリカ、特に西アフリカにて元々生産され、愛されている生地となります。
今回写真に写っているものはすべてワックスプリントとなります。
アフリカンプリント・ワックスプリントは、生地として同じ柄が連続しているデザインが特徴的で、柄には意味があるそうです。
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上記の生地、右と左の柄は同じに見えて、違う柄で違う意味を持っています。(所説あります。)
右の柄は”井戸”の意味で、井戸で溝を組んだ後に落ちる水滴や小石を投げ入れたときにできる水の輪を表したもので、
左の柄は”蓄音機”の意味で、音を広げるホーン部分をデザイン化したものだそうです。
これらの柄の形は崩さずに、色やバリエーションを変えたデザインがたくさんあります。
意味を知ると柄に愛着が湧き、他にはどんな柄や意味があるんだろう?と探すのがとてもワクワクするので楽しいです。
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そして、お気に入りのアフリカンプリントで母にピアスを作ってもらいます…。
少し派手ですが、私服に合わせると華やかになり、とても好みです。
お気に入りのピアスをつけて外へ出かけると、下を向いてしまうほどの重い気持ちのときでも、前を向いて歩けるような強い味方になってくれます。
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他にも、アフリカの有名な布として”カンガ”と呼ばれるものもあります。
カンガは主に東アフリカで愛用されている布で、ワックスプリントとは違い、一枚の布でデザインが完結していることが特徴的です。
そして、布にはことわざや人生の教訓などのメッセージが記されています。
一見似ているようで、ルーツや歴史、用途など全く異なり、深く掘り下げられるアフリカの布たち。
興味のある方はぜひ、調べてみてください。
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今回のすべての写真は、マクロレンズではなく、あえて物撮りの印象が少ないRX1RⅡにて撮影してみました。
開放の写りや質感の表現力、自然で程よいボケ感が素晴らしく、私好みで、さすがZeissレンズと言わざるを得ない描写でした。
マクロ切り替えリングで簡単に撮影することができ、また少し不安だった高感度にも強く、フラッシュなしで室内の灯りのみで撮影をすることが出来ました。
本当にフルサイズ4240万画素なのかと疑ってしまうほどの気軽さと万能で優秀なカメラであるなと改めて感じました。
このカメラとお気に入りのピアスと共に、街でスナップ写真を楽しめる日が気軽に来ることを心待ちにしたいと思います。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。