【SONY】今年最後の秋の薔薇
先月の末、秋の薔薇がまだ咲いているということで薔薇園がある植物園に足を運びました。
見頃が過ぎはしましたが、まだまだ綺麗に咲いている薔薇が多くありました。
沢山の種類がある薔薇には、咲く時期が早咲き・遅咲きと時差があるものもあるようです。
この時期残っていたのは遅咲きの秋薔薇。
中には花びらが枯れかけているものもありましたが、それがまた哀愁漂う雰囲気になって良いです。
近くを歩くだけで良い香りが漂ってきます。
オレンジの薔薇というのは自然の色でここまで発色するのか…というくらい、明るいオレンジをした品種も多いです。
こちらはチャールストンという品種の薔薇です。
咲いた直後と終わりで花の色が変わる品種がいくつかあります。
この品種もそういった品種で、咲始めは黄色で終わりは赤。
だんだんと色が変わっていくのを楽しめます。
薔薇といわれて皆様が思い浮かべるものは、「ハイブリッドティー」に分類される大輪の薔薇だと思います。
この時期になると、残念ながら大輪の薔薇はほとんどありませんでした。
「フロリバンダ」に分類される中房咲きの花をつけるものが主です。
「フロリバンダ」というのは花束を意味する言葉で、この分類の薔薇は枝先に複数の花をつけます。
上品な色合いのピンクの薔薇は贈り物としても人気は高いです。
本数によって花言葉が変わってくるという話もあり、なかなか掘り下げてみると面白い逸話が読めます。
興味あればぜひ、薔薇の花ことばについて掘り下げて調べてみて下さい。
天候と気温に恵まれて、撮影日和だったこの日。
気温は暑くもなく、寒くもなくでしたが夕方になって冷え込みました。
アウターなしでは肌寒く感じてくると冬の足音が聞こえてくるかのようです。
美しい薔薇には、また来年の5月に会いに来たいと思います。
今回使用した機材はこちらです