【SONY】本日発売!「FE 16-35mm F2.8 GM II」のサイズ感を徹底比較!!
待望の大三元リニューアルレンズである大口径広角ズーム「SONY FE 16-35mm F2.8 GM II」がついに本日 9月22日(金)に発売となりました!
SONYの大口径ズームレンズは2022年に「FE 24-70mm F2.8 GM II」、2021年に「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 」とリニューアルされており、発売して2年弱経っているにも関わらず品薄状態が続いている大人気レンズ。
両レンズとも旧型に比べ大幅な軽量化を図りながらも描写力、AF性能が旧型に比べ大幅に向上しており、近年のαシリーズボディとの組み合わせることで次世代の撮影体験を楽しむことが出来ます。
そして今回最後のピースである大口径広角ズームレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」が登場。標準&望遠の完成度の高さも相まって期待もおのずと高まります。
レンズはまだ未発売のため写真は合成ですが、他レンズとサイズ感を比べるべく等倍で並べてみました。
SONYユーザーなら憧れの3本といっても過言ではありません。壮観です。
今回は本レンズの特徴とともに、様々なメーカーのレンズと比較を行ってみました。
是非ご覧いただければと思います。
マップカメラ公式YouTubeで「FE 16-35mm F2.8 GM II」の先行レビューを公開中。
こちらもぜひご覧ください。
それではまず本レンズの魅力から簡単にお伝えしていきたいと思います。
まず何といってもリニューアルされた大三元の最大の特徴、軽量化が一押しポイント。
大口径広角ズームといえば大きくて重いイメージが強いですが、旧型に比べ約20%軽量化され一回り絞りの小さなF4通しのレンズといわれても違和感がないほどの軽さに仕上がっています。
そしてボディのAF性能を最大限生かし切る4基の高推力なXDリニアモーター。このリニアモーターが搭載されてからSONYレンズのAF速度がズバ抜けて早くなったといっても過言ではありません。
本レンズもモーターの変更によりAF速度が従来比で最大約2倍に高速化されています。
AFの性能の向上によりよりピントを外しにくくなり、特に瞳AFなどシビアなピント合わせを行う必要がある環境下においてはその恩恵も大きくなります。
もちろん防塵・防滴に配慮した設計となっており、ボタンやスイッチ周りのシリコンゴムパッキング、レンズマウントゴムリングなど、ゴミや水滴の浸入経路となりえる箇所の構造を工夫。
厳しい撮影環境での使用にも耐えられるスペックはGMレンズの完成度の高さを物語っています。
レンズ構成ももちろん全面的に見直しされており、特殊レンズをふんだんに採用。後ろ玉に採用されているカモメ型の超高度非球面レンズが特徴的です。
飛躍的に向上したレンズ性能によって開放から隅々まで高い描写力を維持しており、ズームレンズとは思えないような写りが期待できます。
従来機種より高い近接撮影性能も本レンズの魅力の一つ。
ズーム全域で最短撮影距離22cm、最大撮影倍率0.32倍を誇っており広角マクロのようなダイナミックに撮影を楽しむことも可能です。
F2.8という明るい絞りのおかげでボケを活かした撮影を行えるので、幅広い世界観を演出することが出来ます。
それでは次にSONYの広角系レンズと、スペックの似通っている各メーカーとの比較画像をご紹介いたします。
まず初めに初代の「SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」との比較です。
もともとミラーレス用として発売された当初からサイズ感、重量ともに小さく(質量:約680g)ミラーレス時代のレンズが出てきたなという印象でしたが、今回そのサイズからさらに約20%もの軽量化を達成しています。
実際持ち比べてみるとわかるのですが見た目以上に軽量化を実感することが出来、体感的には一回り以上軽く感じます。
ちなみにα一眼レフ時代の「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II」は約872gでしたのでそこから世代を超えて約547gと37%を超える軽量化を果たしています。
描写も向上してAFも早くなり大幅な軽量化、技術の進歩をヒシヒシと感じます。
次に少し焦点距離は異なりますが「SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM」との比較です。
12mmスタートと16mmスタートでかなり相違があるレンズですが、12-24mmレンズを所有しているが広角側(12-16mm)を活かしきれていない…というユーザー様にはぜひ「FE 16-35mm F2.8 GM II」をおすすめしたいところです。
「SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM」の重量は約847gと新型のGMと比べ300gを超える重量差があり、フィルターを装着できるというメリットも。
フードの取り外しもできますので、移動時に楽々収納することができます。
大きいレンズとの比較ばかりではなく、先日発売された「FE PZ 16-35mm F4 G」との比較も行ってみました。
「FE PZ 16-35mm F4 G」は動画撮影に本腰を入れたレンズとなっており、パワーズームが採用されていたりジンバルに乗せやすいようにさらなる軽量化が図られています。
とはいえレンズの完成度は非常に高くF4通しのGレンズとあって画質も妥協のない作りに仕上がっていますが、MTF曲線を比べてみると「FE 16-35mm F2.8 GM II」の方に軍配が上がります。さすがGMレンズです。
もちろん新レンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」はジンバルに乗せてもバランスが取れるようにズーム時の最大繰り出し量が抑えられており、ズーミングしてもバランスを取り直す必要なくジンバル運用が可能です。
重量に関しても600gを切っており、一般的なジンバルであれば楽々運用が出来るサイズ感に収まっていいます。
動画撮影においても夜間でシャッタースピートが遅くなってしまう環境下でもF2.8の明るさが光ります。静止画はもちろん動画においてもその効果は絶大。最近需要が高まっている4K120Pの撮影、暗がりの環境下であっても不要にISO感度を上げることなく撮影を行うことが出来ます。
さらに明るいF値を活かしたボケ感のある作品作りにも適しており、幅広い表現が可能に。
また前述の通り「FE 16-35mm F2.8 GM II」は最短撮影距離が短いのも大きな魅力。「FE PZ 16-35mm F4 G」では最大でも0.23倍ですので、さらに大きく映しこむことが可能です。
SONY Eマウントの大口径超広角ズームレンズで忘れてはならないのが「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN」です。
こちらも14mmスタートと2mmアドバンテージを持っているレンズですが、せっかくなので大きさの比較を行ってみました。
SIGMAのレンズは約795gと見た目通りのサイズ・重量感を持っており、「FE 16-35mm F2.8 GM II」と持ち比べてみるとその差は歴然。かなり軽量感があります。
筆者はSIGMAのレンズが大好きで、光学性能を突き詰めた結果としてサイズ感は比較的大きめのレンズが多いこと、そして卓越したスペックにも関わらずコストパフォーマンスに優れている部分は唯一無二だと思っています。
とはいえ山登りやハイキングなどのアクティビティ、旅行や日常スナップなどで大きなレンズを持ち運ぶのは大変だったりするので、軽量感も描写力も欲しい!という贅沢な悩みを解決してくるのは「FE 16-35mm F2.8 GM II」一択なのかもしれません。
次に他メーカーであるCanon「RF15-35mm F2.8 L IS USM」との比較を行ってみました。
Canonのレンズは1mm広角である15mmスタートとなっており全く同レンズとは言えない部分ではありますが、重量は約840gと持ってみるとズッシリした印象。
SONY「FE 16-35mm F2.8 GM II」と比べるとおおよそ300g、35%近くも重量差があるので持った瞬間にSONYのレンズの軽さが際立ちます。
この部分はSONYの「出来るだけ小さくコンパクトにしたい」というコンセプトの現れかもしれません。
300gとなるとちょっとしたペットボトル1本分の重量の差、肩にかけて長時間運用しているとジワジワとその差が疲労の差に繋がっていきます。
次はNikon「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」との比較です。こちらもレンズの焦点距離が異なってしまうのですが、Nikonを代表する広角レンズということで比べてみました。
まず第一印象として持ったのはNikonのレンズが想定以上に軽い!ということ。
すでにご紹介したSIGMAのレンズと同じスペックにも関わらずサイズ感が全く異なり、重量は約650gとスペックを考慮すると非常に軽量化のあるレンズです。
とはいえSONY「FE 16-35mm F2.8 GM II」は約547gとさらに100gも軽量であることは忘れてはなりません。
両メーカーともにミラーレス機の特徴であるフランジバックの短さを最大限生かしたレンズ設計を推進しており、軽量化はその賜物です。
以上、いかがでしたでしょうか。
他の類似スペックのレンズと比べてみると「FE 16-35mm F2.8 GM II」の軽さがより一層際立ちます。
「FE 16-35mm F2.8 GM II」「FE 24-70mm F2.8 GM II」と「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 」
軽量&高画質&リニアモーターによる高速AFを搭載した次世代の大三元シリーズ。
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