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【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。

【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。


8月2日に発売された、「SONY VLOGCAM ZV-E10 II」。
大人気のVLOGCAM ZV-E10の後継モデルとして発売前から楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。
そんな新発売の注目カメラを使ってみる機会に恵まれましたので、使ってみての感想をお伝えしていきたいと思います。

まず、驚いたのは前モデルと同じくらい軽量であるということ。
バッテリーが「NP-FW50」から「NP-FZ100」に変更となったことでバランスが変わり少し重くなってしまうのではないか、と思っていましたが
まったくその心配はありません。半日ストラップにかけて首から下げていましたが、まるでスマートフォンを下げているかのように
全く疲労感がありませんでした。

連日続く猛暑の中でも、軽快に持ち運ぶことが出来ますのでこの夏の思い出を残すオススメのカメラとして挙げられそうです。


先ほども少し触れたバッテリーの大容量への変更により、まずバッテリー持ちが大きく向上しました。
夏の外気の暑さなどでもバッテリー消耗はあるため、外での使用でも安心です。
今回は、外の日差しを浴びながら2時間、ほとんど電源を入れっぱなしにして写真のみの撮影を行いましたが、100%の満充電からわずか10%のみのバッテリー使用でした。
静止画のみだったのでより消耗が少なかったと考えられますが、今回のようなバッテリーの使用スピードであれば、屋外での動画撮影も安心して行えそうだと感じました。

使用バッテリーが変化したことで、カメラグリップ部もより深くしっかり握れるように変化しました。
よりしっかりバランスを取れるようになったことで安定して構図を捉えることが出来たように感じます。

今回、カメラを操作する中で特に使いやすいと感じた点は2つあります。
1つ目はタッチ操作対応になったことです。
ZV-E10では、タッチフォーカスなどには対応していましたが、メニュー操作などではタッチでの操作が出来ませんでした。
そのため、設定を変更したい場合は一度カメラを降ろしてメニューボタンを押して変更していました。
しかし、タッチ操作対応になったことでシャッターボタンを押す直前の姿勢を維持したまま、片手で液晶画面をタッチすることで簡単に設定が変更できます。
今回は、マニュアルモードになっていたところをAモードに変更しました。スマートフォン感覚でサクサク操作でき、より快適な撮影を行えました。


2つ目は、電源のON/OFFレバーがシャッターボタン横に移動したことです。
写真に収めたいと思うものを見つけた時にすぐカメラを構える人が多いと思います。
その時にシャッターボタンに指をかける一連の流れの延長で人差し指で電源を入れられ、余計な動きがなくスムーズに写真を撮る事が出来ました。

この日はとにかく日差しが強かったのですが、液晶画面も見やすく「自分が何を撮っているのか液晶が光ってしまって見えない」ということはありませんでした。
また、以前のモデルだとスマートフォンに転送した際やPCで撮影写真を確認した時に、撮影時に背面液晶画面で見た画像よりも思ったより解像力が高く写っていて驚いた、ということがありました。
しかし、このZV-E10Ⅱを使用した時は、その後にPCで表示した時の画像とほとんど遜色がなく、撮影時のものがそのまま画像としても残っていることばかりでした。
そのため、今どんな写真が撮れているのかということがズレなく確認出来ました。


わざと逆光で撮影をしてみて、フレアがどの程度出るのか確認をしてみました。
葉の向こうには強い日光があったため、全くフレアが出ないということはありませんでしたが、
全体的にゴーストがかかってしまうということや葉の色味に何か影響が出てくるということはありませんでした。
太陽光はまっすぐギザギザに写り、夏の強い光がよく表現されていると思いました。



道路標識の上で休んでいた鳩に協力してもらい、ボディにある電子ズームで撮影をしてみました。
上の写真はレンズのズームで最大限の50mm(35mm換算で75mmとなります。)、下の写真はさらに電子ズームで2倍にしました。
電子ズームは撮影画像の真ん中を切り取ってズームするためどうしてもズームすればずるほどノイズが目立ってしまいます。
しかし、ご覧いただいている通り2倍の電子ズームをしても鳩の羽根のしっかりとした質感まで写すことが出来ています。
拡大してみてみると、鳩の目は思いのほか鋭くて思わずたじろいてしまいました。

また、このような縦構図にした時にカメラのインターフェイスも一緒に縦構図となってくれました。
縦にしたまま設定の変更を行う時にとても便利で、思わず理由もなく何度もカメラをたてよこ、たてよこと動かしてしまいました。


他のSONYカメラと同様、クリエイティブルックを変更して簡単にモノクロなどのモードに切り替えることが出来ます。
今回は、SONYユーザーの中でも人気の高いモノクロモードで撮影してみました。
あまり濃淡がハッキリしすぎない、優しい私の好きなSONYのモノクロは健在です。
また、今回ZV-E10 II パワーズームレンズキットでキットになっているレンズも「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」となり、パワーアップしました。
電源を入れた瞬間に勢いよくレンズが出てきてすぐ撮影できます。
AFが高性能にピントを合わせることが出来るようになったのはもちろん、ズームリングも回したときに軽すぎることがなくなり、回したときの手ごたえのようなものがありました。


キットレンズとは思えないほどの、どの画角であってもピント面はしっかりと立体的に映り、細部まで収差もなく描写されています。
「キットレンズ=少し物足りない」というイメージをどうしても持ってしまいがちですがこのレンズの登場でそのようなイメージは完全に払拭されたように感じます。
また、鳩の写真で確認出来たボケも柔らかくボケ、癖のない素直なボケでどんな場面でも使いやすいように感じました。

この夏、注目のVLOGCAM ZV-E10Ⅱ。夏の思い出を軽快にくっきり残したい方に是非使って頂きたいカメラです。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月06日 15時00分 ]

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