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【SONY】早秋の汀にて。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/200秒 ISO:100

「早秋の汀にて。」

暑さが一段落して、秋深まりつつある今日この頃…。皆様、いかがお過ごしでしょうか。筆者は北の生まれなもので、夏のうだるような暑さは苦手です。まだまだ残暑厳しい日もありますが、朝晩の風に秋の気配を感じつつあります。

ふと、「秋の海」というものに興味を持ちました。

海水浴客で賑わう夏の海とは少し違う、趣のある風景に出会うため。「御幸の浜」へと足を運びました。明治6年、明治天皇と皇后がおそろいで、漁夫の地引網漁をご覧になった浜です。初代α7のシリーズでもいまだに根強い人気を持つ「α7S」に、コンパクトな「SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN」を装着し、一路小田原へと向かいました。

1枚目の写真は浜への入り口、西湘バイパスをくぐって浜辺へと至ります。眼前に広がる大海原と、無機物の道路の対比が興味深い場所でした。

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SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO:100

小田原駅を出て、ターミナル周辺を歩くとバスの降車場看板が目にとまりました。設置されてから時間が経ち、静かに変化していく看板に「侘・寂」を感じます。最短24㎝の撮影距離は、スナップする際にグイグイと被写体に近づいていけるのが魅力的です。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO:100

「お堀端通り」を進むと、小田原城が右手に見えてきます。心なしか柵にとまっている鳩も凛々しく見えます。観光客が多いので、人に慣れているのか近づいても逃げる様子はありませんでした。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/400秒 ISO:100

小田原城の天守がお堀からも垣間見えます。開放ではふわっとした描写のレンズですが、しっかり絞ってあげるとピシッと風景も撮れます。戦国大名「北条早雲公」の没後500年が丁度今年2019年ということもあり、多くの観光客でいつも賑わいを見せています。

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SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO:100

街中を抜けて、西湘バイパスをくぐると目の前に秋の相模湾が広がります。この日は風が少し強く、晴れてはいましたが雲も多い日でした。浜の人気は少なく、過ぎ去った夏の名残を惜しむかのように、水際で遊ぶ家族がまばらにいる限りでした。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F18 シャッタースピード:1/160秒 ISO:100

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO:100

右手には伊豆半島、左手には湘南方面。
打ち寄せる波音が心地よく、汀に座ってただ波を眺めていました。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO:100

流木を見つけると、「この木はどこから流れてきたのだろう」と考えてしまいます。気に入った形があるとついお持ち帰りしたくもなります。開放で撮ると、背景の海が柔らかくボケて気持ちが良いものです。「最適バランスの追及」というContemporaryラインの開発コンセプトはミラーレス機に相応しいと思います。光学性能優先・どんどん進む高画素化。それもカメラ技術の進歩の一つといえますが、時にはコンパクトなレンズに、コンパクトなボディの組み合わせで気軽に撮り歩くのも良いな、と感じさせてくれる組み合わせでした。

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO:100

SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
SONY α7S+SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN
焦点距離:45mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:100

発売直後から非常に人気のある「Contemporary 45mm F2.8 DG DN」コンパクトなレンズの写りはどうかと試してみましたが…。結果は非常に良い写りを見せてくれました。開放では柔らかく、絞るとシャープで二面性のある描写は、被写体によっての使い分けが出来る点において便利です。また、近接撮影もできるので、テーブルフォトも含めて被写体を選ばずにスナップできるのも魅力的です。つけっぱなしにしていても、気にならないぐらいコンパクトなこのレンズ。価格もお手頃ですので、是非、秋の行楽のお供にお選び下さい!

↓今回の撮影で使用した機材はコチラ!↓

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[ Category:SONY | 掲載日時:19年10月14日 12時10分 ]

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