SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!
今回ご紹介する組み合わせは、「α6400×E 30mm F3.5 Macro」
皆さんも目で見えている景色とは違うものを写真として残したいと思うことはありませんか。
・超広角レンズで自分が見ている景色よりも広く写したい!
・単焦点レンズなどを使い背景ボケの強い写真を撮りたい!
・望遠レンズで手の届かない遠くの物を大きく撮影したい!
このような様々な「欲」がありカメラを購入し撮影を楽しまれている方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中でもう一つ「欲」として考えられるのが「小さな物を大きく写したい」というマクロ撮影です。
Body:SONY α6400
Lens:SONY E 35mm F3.5 Macro
というわけで改めてですが今回は上記のセットで撮影してきました。
こちらのセットで感じた魅力をたっぷり紹介させていただきますのでぜひ最後までご覧ください。
早速ですがマクロ写真を見ていきましょう。
まず紫陽花に寄って撮影してみたのですが、ここまで大きくアップにして写すことができます。
なかなかこの大きさで物を見ることはないと思いますので新鮮な気持ちで写真撮影を楽しめるのではないでしょうか。
そして、特徴として物に寄れば寄るほど被写界深度が浅くなりピント面がごく僅かとなりますので、一点を強調した撮影にも適しています。
もし寄った上で全体を写したい場合はF値を絞ってあげる必要がありますので状況に合わせて設定を是非試してみてください。
マクロレンズと言っても寄れるという実感が沸かない方もいらっしゃるかもしれませんのでどれだけ近付けるかお話しておきます。
当レンズの最短撮影距離9.5cm、長さは5.55cmとなっておりますので、フランジバックの事も考えるとレンズ先端から約2cmくらいまで近付くことが可能となっております。
ただ、もちろん最短まで近付かないといけないことはありません。
例えばSONY E 35mm F1.8 OSSは最短撮影距離が30cmになっているので、それよりもかなり寄って撮影できるため自分が写したい大きさまで何も気にせず近付けます。
被写体から距離を置かないと撮れないという不便さを感じる事は一切ありませんのでストレスフリーで撮影したい方には打ってつけです。
ただそう言ってもマクロレンズになるとどうしても被写体に寄りたくなってしまう筆者ですが、今回は意識してシンプルな30mm(35mm判換算45mm)という焦点距離のレンズとしての撮影もしてきました。
当レンズはファインダーを覗いた状態で両目を開けてみると見ている実物とほぼ変わらない大きさで見える事が分かります。
もちろん見えている範囲というのは変わってきますが、物を肉眼に近い大きさのままで情景を切り取れるので違和感のない撮影ができるというメリットもあります。
今回の撮影ではストラップはつけずに持ち歩き、撮る場面が少ない時にはサッとカバンに片付けるという流れで歩き回っていました。
ここで感じたのが軽量コンパクトの偉大さです。
α6400…約403g(バッテリーとメモリカードを含む)
E 30mm F3.5 MACRO…約138g
合わせても541g。
今回持ち歩いていたペットボトルとほぼ同じ重さです。
しかも外観写真でも御覧頂いたと思いますがとてもコンパクトなレンズとなっておりますので小さめのカバンでも問題なく入ります。
これもAPS-Cの恩恵です。ありがたいですねぇ。
ちなみに筆者が気に入っているポイントがいくつかあるのですが、その中の1つがインナーフォーカスというところです。
安価なAFマクロレンズはフォーカス時に鏡筒が伸びる全群繰り出し式のタイプが多く、収差が抑えられ画質劣化が少ないというメリットがあるものの、フォーカススピードが遅かったりAF駆動音が大きい傾向が見られます。
逆に当レンズはインナーフォーカスのためフォーカススピードも早くAF駆動音もほとんどありません。
α6400は前の世代から被写体認識能力やトラッキング性能などのAF性能が大きく向上しており、当レンズの実力を大いに発揮してくれます。
光学性能に関しても解像度は十分ありますし、周辺減光や色収差などに関してはボディ内の設定にある「レンズ補正」をオートにしておけば改善されますのでご安心ください。
もう1点気に入っているのがフォーカスブリージングがほとんどないという点です。
フォーカスブリージングとはピントの合わせる位置により画角が変わる現象のことを言うのですが、こちらが抑制されていると写真撮影時の安定感にも繋がりますし、なによりも動画撮影時には大いに活躍してくれます。
動体撮影の場合はあまり気になりませんが、定点で撮影している際にはフォーカスが前後するとブリージングにより映像がガクガクして見えますので、それが抑えられているのは見やすい動画撮影に欠かせない要素となります。
2400万画素以上のフルサイズミラーレス一眼であれば当レンズを装着しても4K撮影が可能となっておりますので、コンパクトな動画用レンズとして使っていただくのも一つの方法だと思います。
では、改めて最後に紫陽花に寄ったマクロ撮影で締めたいと思います。
実際に使ってみてマクロレンズとしての役割として等倍で撮影する場面ももちろんありますが、どちらかといえばどこからどう撮ってもピントが合う便利な30mm(35mm判換算:約45mm)のレンズとして利用ができました。
F1.8などの極端な明るさ、ボケ感が必要でなければ使い勝手の良すぎる万能レンズになると思います。
とても安価で手に入れられるコストパフォーマンスの高いレンズですので一度手にしてみてはいかがでしょうか。
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