高画素機と言っても様々な種類があります。
私のオススメはSONYの「α7RIII」です。画素数は約4240万画素。現行モデルは「α7RV」ですが、画素数がカメラ有効画素数約6100万画素となっており、高画質ではありますがデータ量は重く、それに付随してスペックの高いsdカードや編集環境が必要となります。
ですので私は気軽に高画質を楽しむことが出来る、SONY「α7RIII」が大好きです。
画素数が高いと手ブレが起きやすかったり、ノイズが入りやすかったり、描写性能も気にしてレンズを選ばなくてはいけなかったりと様々な懸念が存在します。
それ以上にメリットが多いのは間違いないのですが、気軽に楽しく持ち出すにはハードルが上がってしまうので、「α7RIII」ではそのような心配がなく、まさに気軽に楽しめるカメラでとても重宝しています。
レンズは「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」を使用しています。パープルフリンジがはっきり出てしまうという口コミはありますが、個人的にはあまり気になりません。実際に、光の向きや被写体を置く場所に少し注意をすれば全く気にならない事の方が多いです。
絞りを少し絞ればパキっとした写りも楽しめ、色収差などの対策にもなります。
開放で撮影すると、やはりパープルフリンジが出てしまいますが、写真を見ていて気になる程は出ていないのが分かります。
中望遠のレンズは縦位置で撮影するのが好きで、あおり構図に空と被写体を入れて撮影することが多いです。
適度な圧縮効果で手癖のように撮ってしまいます。
絞ったときの解像度や、ピント面からボケへのなだらかなつながりも推しポイントなのですが、開放の写真でも玉ボケに癖がなく素直な写りをしてくれており、これもまた推せるポイントです。F1.4で被写界深度の浅さを活かして独特な世界を表現できて飽きの来ないレンズです。
高画素機の良いところはクロップ撮影もできるというところです。こちらの写真はAPS-Cクロップをして撮影しています。50㎜の焦点距離なので約75㎜の画角で撮影できます。
本当はもう少し近づいて写真を撮影したかったのですが、怖がらせてはいけないと思い少し距離を置いて撮影しました。
高画素機だからこそアンティークな被写体との相性もバッチリです。
レトロブームでセンサーサイズの小さなカメラやオールドレンズが流行っていますが、被写体の繊細な質感を綺麗に写すなら高画素機がいいと私は思います。
ビンテージショップのショーウィンドウです。思わず足を止めてしまうレイアウトで、シャッターをボタンを押してしまいました。ショーウィンドウの空間づくりは目を見張るものがあります。奥行きや、雑多ながら作り出される統一感など私には真似できません。このような空間こそ、フルサイズのカメラで残しておきたいと思ってしまいます。
いかがでしたでしょうか。高画素ならではの撮影をノイズやデータ量を気にせず気軽に楽しめるカメラです。皆様のカメラ選びの参考にしていただければ幸いです。
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