【SONY】総重量671g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.2~
SONYSONY G Master/G lensα7Cα7Cおすすめレンズ紹介α9III 120コマ/秒対応エントリーモデル単焦点を楽しむ秋、色撮りどり
もっと自由なフルサイズへ。
本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C
そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!
今回ご紹介するのはコチラ!「α7C×FE 24mm F2.8G」
二つ合わせて重量なんと671g!普段持ち歩くスマホと比較してもこのサイズ感!
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/15秒 / ISO:320
第二回目はSEL24F28G、2021年三本同時に発売した小型単焦点の一本で、前回ご紹介したSEL40F25Gとほぼ同じサイズ感を誇る162gという軽さ。
24mmは一般的には広角に位置する焦点距離で、主に風景撮影や動画撮影する方に選ばれているレンズです。
(※4K動画時はSuper35mm=APS-Cの画角である換算35mm相当になる為、標準画角のレンズとして人気)
若干構図は違いますが前回と比較しやすいよう、同じ被写体を冒頭に持ってきました。24mmと40mmで映る範囲が大きく変わるのが分かると思います。
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:3200
広角ともあってパース効果と呼ばれる、周辺部から中央部にかけて遠近感が強く出る描写が特徴です。
これにより普段見ている景色よりも更に奥行きと迫力のある写真の撮影が容易になります。この写真の樹木は高さは筆者でもギリギリ手前の方の葉であれば手の届きそうなほどの高さの樹木でしたが、このように広角レンズで撮影を行うとパース効果のついた奥行き感が生まれます。
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:8000
最短撮影距離はAF時0.24m(24cm)で焦点距離を考慮すると特別寄れると感じるレンズでは無いと思いますが、MFにしていただくと0.19(19cm)まで寄ることが出来ます。
この葉は、大きさとしては人の指先程度の大きさですが、0.19mまで寄るとここまで大きく写すことが出来ました。
SEL24F28G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:2.5秒 / ISO:200
SEL24F28G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:2.5秒 / ISO:200
24mmという焦点距離は、風景や建築物の撮影にとても相性がいいレンズです。
先程の樹木の写真同様、広角特有のパース効果が写真に奥行き感を演出してるのでこのようにダイナミックな写り方をします。写り込みを気にしたりと構図の整理が難しいシーンが多いかもしれませんが、決まると素晴らしい写真を生み出してくれます。今回はWBの設定をカラーフィルター:2900Kに設定して青みを持たせました。
上記二枚はカメラは直置きをして、シャッターはタイマーに設定し撮影を行いました。レンズが薄型かつ小型なので直に置いても重さで傾いたり前玉が大きくて傾く事もなく、水平で撮影を行うことが出来ました。
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:1000
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:1000
続いては少しカメラ側についてもお話します。
α7Cはα7Ⅲの弟分のような立ち位置のカメラですが、実は一部の機能についてはα7Ⅲより優れている部分もあります。その内の一つが「AF性能」です。センサーや画素数は同等なのですがα7Cにはα7Ⅲにはない「リアルタイムトラッキングAF」が搭載されています。
ざっくりと説明すると、AF作動時の動く被写体に対する追従機能の事です。α7ⅢにもトラッキングAFは搭載されていますが、α7CのリアルタイムトラッキングAFはそれらの上位互換に当たる機能です。
今回その機能を試すべく流し撮りを行いました。普段流し撮りはほとんど行わない筆者でもこのようにしっかりピントの合った流し撮りが出来ました。左右に半円を描くように体を捻りながら撮影を行っているにも関わらず、正確に追従してくれたのには驚きました。
SEL24F28G / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:1000
いかがでしょうか。今回の組み合わせもとにかく軽快でこんな雨の日でも気ままにサクサクと撮り進めることが出来ました。
24mmというと常用レンズにするには少し癖があり、使うシーンを選ぶかもしれません。しかし、そんなたまに使うレンズこそ普段の荷物に影響を及ぼしにくい小型・軽量なレンズを選ぶとついでに持ち出す機会がグッと増えて、シャッターチャンスに対応出来る機会が増えるかもしれません。
SONYはこれ以外にも小型・軽量のレンズを多数展開しています。今後も、カメラデビューにサブ機選びにオススメなレンズとの組み合わせをご紹介しますので、是非お楽しみに!