【SONY】電車を撮りにちょっとそこまで
鉄道写真を撮ってみようと思い立って「東急世田谷線」を撮影してきました。
東急世田谷線は、三軒茶屋から下高井戸までを結ぶ路線となっています。都内からは東急田園都市線や小田急線・京王線などと接続しているので、アクセス性がよく手軽に訪れることが出来ます。また、終点までの距離が5キロと短いので線路に沿ってお散歩しながら撮影をすることが可能です。
今回の撮影は三軒茶屋駅からスタートしました。当日は生憎の曇り空でしたが、線路沿いに沿って歩き始めます。世田谷線の撮影では歩きの移動が多いので、気軽の持ち運べるミラーレスフルサイズ機のSONY α7IIIとFE 24-105mm F4Gを選びました。
世田谷線撮影の場合は「世田谷線散策切符」をあらかじめ買っておくことをお勧めします。これがあると1日乗り降り自由となるので、歩き疲れた時に1区間を乗ったりできます。散策切符が買えるのは、三軒茶屋・上町・下高井戸の3駅だけで、そのほかの駅から乗車した場合は、通常運賃を払いきっぷ購入券を受けっとったうえで、先の3駅で差額を払い購入する形となります。少し複雑なので、詳しくは係員の人に聞くとわかりやすいです。
世田谷線の歴史は古く大正までさかのぼり、玉川電気鉄道の下高井戸支線として1925年(大正14年)に三軒茶屋から世田谷間が開通したのが始まりです。沿線には幕末の思想家・吉田松陰を祀る松陰神社や、招き猫で有名な豪徳寺などがあり、毎年12月と1月には沿線で世田谷ボロ市が開催されるなど魅力あふれる路線となっています。
2両編成の小さな車両が住宅街の中を走り抜けていくのも世田谷線の魅力の一つです。現在世田谷線で使用されているのは、300系と呼ばれる車両で、車両と車両の間に台車がある連接車と呼ばれる珍しい構造をしています。また、1編成ごとに車両のペイントが異なり、カラフルな色に塗られた編成や招き猫をあしらった編成。かつての玉電で使用されていたグリーンとクリーム色に塗られた編成などもあり、次はどんな色の電車が来るのかワクワクしながら撮影がすることが出来ます。
魅力いっぱいの東急世田谷線の撮影。沿線には魅力的なスポットもたくさんあり鉄道写真以外も楽します。初めての鉄道撮影に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
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