今回撮影に持ち出したのは、「SONY α7C」と「CONTAX Sonnar T* 90mm F2.8 (G)」。
「CONTAX G」シリーズはレンジファインダーの特性を活かした小型なレンズが特徴的で、小型・軽量なフルサイズα7Cとの相性も抜群。
因みに、「CONTAX G」レンズの種類は全7種と少ないものの、少数精鋭のレンズラインナップとなっています。
早速ですが、撮影した写真・動画を紹介していきます。
レンズの描写を見るために撮影した一枚。
開放での撮影でしたが、よく写ります。オールドレンズとしては比較的新しい設計なのでコントラストも高く、ヌケの良い印象を受けました。
開放では甘く、逆光時はフレアが盛大に出るような、いわゆるレトロ感のあるレンズではありませんが、現行レンズとオールドレンズの良いとこ取りしたような写りで、普段使いでも十分に楽しめると思います。
ボケを活かした撮影も楽しいです。
中望遠レンズとは言え、重さは約240gなので、スナップ撮影でも活躍してくれます。気軽に持ち運べるコンパクトさが嬉しいですね。
上空に飛行機が見えたので、とっさに撮影した一枚。
使用したマウントアダプターは「SHOTEN GTE」、AF駆動用モーターを搭載し、AF動作に対応したマウントアダプターです。
さすがに90mmでは焦点距離が短かったですが、「SHOTEN GTE」はコンティニュアスAF(AF-C)にも対応しているので、動いている被写体も追いかけてくれました。
最後に短いですが動画も撮影したので、紹介いたします。
当たり前ではありますが、動画撮影を加味した設計はされていないので、ピント合わせや絞りの調整など撮影には少々苦労しました。
今回掲載した写真・動画は全て撮って出しとなっています。編集で色味がいくらでも調整できる時代だからこそオールドレンズの捉える映像には新鮮さを感じました。
さて、いかがでしたでしょうか。
温かみを感じる独特な写りは、ポートレート撮影でも活躍してくれそうです。
今なら、レンズの在庫もございますので、興味のある方は是非お試しください。
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