本日ご紹介するMapTimesで使用した機材こちらです。
・SONY (ソニー) α6500 ボディ ILCE-6500
・SONY (ソニー) Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
ふたご座流星群が観測された12月の半ば、毎年イルミネーションが綺麗で有名な自宅近くの駅に出掛けてみました。
このブログが掲載されるのがちょうど12月25日ということもあり
この日に合った写真が撮れればと、期待と不安が入り混じったまま家を出発しました。
目的地に到着したはいいのですが早く着き過ぎてしまった為、下見がてら周辺を散策することにします。
駅から続くなだらかな坂を上ってゆくと、丘の上に切り取ったような空が現われました。
その下で、子供たちが楽しそうにお喋りをしています。
12月も半分を過ぎようとしている頃だったので、この地域の銀杏の葉はすべて落ちていました。
それでも落ちたばかりのものにはまだ綺麗な黄色が残っていて、カメラを低く構えるとちょっとした絨毯ができました。
日の傾きと共に、建物の影がだんだんと伸びてゆきます。
この時間帯は人もまばらで、一人きり黙々と撮影を続けます。
長く伸びた木の影と柱の鋭角な陰影が、冬の日中を印象付けます。
横道にそれると人影は更になくなり、気温も一段と低下してきました。
ステゴザウルスと思われるオブジェ。
小学校の通学路脇にあるのですが、帰宅途中の子供達には見向きもされず一人佇んでいました。
腐食が進んだ錆が、太古の恐竜を思わせます。
この日の空は雲ひとつない抜けるような晴天で、小さなお月様が一つ浮かんでいるだけでした。
冬の空は吸い込まれるような青を見せてくれるので、ついついレンズを向けてしまいます。
このあと喫茶店へ移動し、暖を取りつつ日が落ちるの待つことにしました。
日が落ちてイルミネーションが灯り始めたので、撮影再開です。
光のトンネルの中を潜ると、色とりどりの魚が眩しいほどの光を放って泳いでいます。
オレンジ色に光るみかんが、木の枝を同じようにオレンジに染めています。
冬のイルミネーションといえば、やはりクリスマスツリーですよね。
通りを行き交う人たちも足を止め、ツリーを撮ったり友達と自撮りしたり、皆さん一様に冬のひと時を楽しんでいました。
ツリーを撮りながらふと空を見上げると、昼間に見かけた月が白く光っていました。
イルミネーション撮影が目的で出掛けたのですが、納得のゆく写真を撮ることはなかなか難しく
日中の写真の方が多い結果となってしまいました。
それでも、一枚一枚の露出調整で四苦八苦することがまた楽しく
クリスマスが終わったあとの年末年始も、夜景を撮りに出掛けようと思っています。
今年も残すところ、あと一週間となりました。
皆様も様々な場所、様々な時間で、年末年始のカメラライフを健やかにお楽しみください。
マップカメラがその一助になりましたら、幸いです。