本日ご紹介するMapTimesで使用した機材こちらです。
・SONY (ソニー) α6500 ボディ ILCE-6500
・SONY (ソニー) Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
・SONY (ソニー) E 30mm F3.5 Macro SEL30M35
ゆっくりと春の兆しが感じられてきましたが、まだ冬用の上着が手放せなかった2月の下旬
梅祭りが開催されている、町田市にある薬師池公園に行ってきました。
来園したのが平日の昼過ぎということもあり、まばらな来園者の中、のんびり散策することにしました。
とりあえず園の全体像と掴もうと入場口から一番奥のエリアまで進んでゆくと、大きな古民家が現われました。
説明書きによると江戸時代末期に建てられたもので、医院兼住居だったそうです。
きれいに整えられ、みっしりと詰まった藁ぶき屋根がとても印象的です。
医院だったということもあり、当時の一般的な民家に比べ、格式のある造りのように感じられます。
古民家を後にし、お目当ての梅園エリアに向かいます。
途中、階段脇の小川に、岩を掴むように蔦がはっていました。
お目当ての梅園エリアに着くと、今年の開花は遅れているらしく3割ほどしか咲いていませんでした。
それでも開花している木は、白やピンクのかわいらしい花を咲かせています。
昼過ぎのベンチは来園者で埋まっており、皆さんのんびりとした時間をすごされていました。
梅園エリアの裏手にある坂を上ってゆくと、薬師堂に辿りつきました。
御堂の入り口の彫刻がとても凝っており、気が付いたら見上げたままずっと眺めていました。
手前には大きな銀杏の樹があり、下げられた札に書かれた「樹齢不詳」の文字が、この土地の歴史の古さを物語っています。
薬師堂の傍らには、梅園にちなんだと思われる俳句が書かれた木札が。
梅園のそばにある、この薬師堂ならではのものではないでしょうか。
私は初めて見たのですが、「め・め」と、めの字が向かい合わせに書かれた絵馬がありました。
これは如来様と参拝者との目を合わせることで、眼病を治すという由来からきているそうです。
当初の目的であった満開の梅の撮影が叶わなかったのは残念ですが
平日、日中の散策はとてものんびりとしていて、気持ちのよい休日を過ごすことができました。
このブログが掲載される3月上旬が満開の時期のようですので、また再訪できればと思っています。