本日ご紹介するMapTimesで使用した機材こちらです。
・SONY (ソニー) α6500 ボディ ILCE-6500
・SONY (ソニー) Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
・SONY (ソニー) E 30mm F3.5 Macro SEL30M35
4月の中旬。
桜の花が散り気温の上昇を待っていたかのように、緑が輝きを増し、植物が様々な色の花を咲かせだしました。
街路樹の葉もその色を強め、暖かい季節の到来を謳歌するように生命力に溢れています。
その姿を撮影しようと、午前中に簡単に雨が上がったそのあと家の近くへ散策に出掛けました。
家を出てすぐ、通りの樹に目を凝らすとカマキリの卵を発見。
しばらく卵を眺めていると、葉の影から一匹の小さなカマキリの赤ちゃんが現れました。
子カマキリに別れを告げ小さな丘を登ると、「とちの木」が大きな花を咲かせていました。
とちの木自体もなかなか大きいのですが、この花のかたまりも大人の男性の片手ほどの大きさがあります。
クネクネとした白いものが雄しべです。 4月の風を受け、写真を撮る私の頭や肩に雪のように降ってきました。
丘へと向かう道中の斜面に、たくさん咲いていた花。「アスター」という花の一種だそうです。
中央の濃い黄色と花弁の先端の淡い紫が対照的で、なんだか卵の黄身のようにも見えてきます。
同じ場所で見つけた「ヘラオオバコ」も、ひょろひょろと長い茎を伸ばし小さな白い花をつけていました。
丘の上にあった生垣の葉の上に、たくさんの水滴が光っていました。
大きな水滴の中には、周りの景色が逆さまに映り込んでいます。
水滴のピント合わせに苦心した末、やっと撮れた1枚です。
この撮影の1週間ほどのち同じ場所を再訪してみましたが、ほとんどの花が散った後でした。
たまたま降った雨とたまたま思い立ったタイミングが重なって、あの時しか撮れない写真が撮れたように思います。
また来年のこの頃、かれらを撮りに行くのを楽しみしています。
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