
先日、ソニーから待望のハイエンドコンパクトカメラ「Cyber-shot RX1R III(DSC-RX1RM3)」が発表されました。約10年ぶりに登場した「RX1」シリーズの最新機種は、まさに時代に合わせた正常進化を遂げた一台と言えるでしょう。
長年の沈黙を破り、一体どのような進化を遂げ、どんな新機能を搭載して戻ってきたのでしょうか。その姿を目にした瞬間から、期待と興奮が止まりません。マップカメラWebサイトからご予約受付中となります!
SONY Cyber-shot RX1R IIIの概要
2025年8月8日発売予定のSONY Cyber-shot RX1R III(DSC-RX1RM3)はハイエンドコンパクトカメラに属するシリーズとなり「R」に関しての表記はローパスフィルターの有無による名称になり高画素(Resolution)とは異なります。RX1RIIでは光学式可変ローパスフィルターを搭載していましたが今回は非搭載となりました。有効画素数約6100万画素を持つ本機種の解像力を体感することができ、シャープで細部まで鮮明な写真を撮影することが出来ます。デジタルスチルカメラに属される本機種ですが動画の撮影でも4K30Pの4:2:2の10bitで撮影が可能で動画の撮影も行えるのも嬉しい変更点です。
今回は、そんな話題の新製品を一足先にソニーストアで体験してきました。実際に体験して感じた魅力を、デザイン・操作性・機能面などさまざまな視点からレポートいたします。フルサイズコンデジをお探しの方、そして待望の後継機種の発表を待ち望んでいた方はぜひ最後までご覧ください。
ビューファインダーの変更
ビューファインダーがポップアップ式から変更され電子ビューファインダーを搭載しました。このような設計になったことでよりコンパクトな見た目になりカメラとして携帯性が向上し、水平垂直なフラットなボディになりました。「いつでも」持ち運びたくなるカメラの要素として「コンパクトさ」は非常に重要視される部分です。バッテリーが大型化したにもかかわらず質量としては前モデルに比べて約10gの軽量化を実現しました。
液晶モニター
液晶画面の変更
液晶モニターは、従来の可動式から一体型へと変更され、ボディ全体のコンパクトさがより際立つデザインに。さらに、タッチ操作にも対応したことで、まるでスマートフォンのように直感的な操作が可能になりました。メニューの切り替えやピント合わせもスムーズに行え、操作性が大きく向上しています。メニューUIも更新されており視認性が向上しました。
ボディを縦にしたときも見やすい操作画面
画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応。カメラの向きに合わせて表示が自動的に切り換わり、SNS用の縦撮り動画など、さまざまなシチュエーションでもスムーズに対応します。ファインダー内も同じように変動し視認性も向上しました。
多様なアクセサリーに対応
所有欲がさらに満たされる外付けアクセサリーも多数ございます。既に発売が予定されている「サムグリップ TG-2」「レンズフード RX1RIII用 LHP-1 J2」「ボディケース RX1RIII用 LCS-RXL」のアクセサリーが発売予定となっておりレリーズボタンを装着することができ当店で販売している「クライネ」が使用できます。その他昔ながらのレリーズケーブルも差し込みで使用可能な点も面白い点です。
ストレスを感じさせない更なる進化
記録メディア
SDXC/SDHCメモリーカード(UHS-II/UHS-I)に対応したことで、データの読み書き速度が大幅に向上。高画素化や4K動画対応といった最近のトレンドに合わせて、記録メディアの面でも着実に進化しています。これにより、連写や高ビットレート動画の撮影もより快適に行えるようになりました。もちろん従来のUHS-I対応カードも使用可能ですが、UHS-II対応カードを使うことで最大限のパフォーマンスを発揮できます。バッテリーもRX1RIIに採用されていたNP-BX1からNP-FW50に変更され、撮影可能枚数が向上しました。
新たに搭載されたクリエイティブルック「FL」
カラープロファイルは従来の「クリエイティブスタイル」から、より表現力の高い「クリエイティブルック」へと進化。新たに「FL」が3種類追加され、撮影時の雰囲気づくりの幅がさらに広がりました。これにより、写真の仕上がりを自分の好みに合わせて、より細かくコントロールすることが可能になります。後編集を必要とせず、そのままスマートフォンに転送してSNSなどへすぐにアップできるのも大きな魅力です。
最先端のAFシステム
昨今のSONYカメラで主流となりつつある「AIプロセッシングユニット」が本機にも搭載されました。これにより、「リアルタイム認識AF」と「リアルタイムトラッキング」の精度がさらに向上。被写体をより高精度に捉えることができ、AF撮影の信頼性が大きくアップしています。
対応する被写体は「オート」「人物」「動物」「鳥」「昆虫」「車」「列車」「飛行機」と多岐にわたり、どんなシーンでも瞬時に被写体を認識してフォーカス。撮りたい瞬間を逃さず、シャッターチャンスをしっかりと捉えます。撮影する被写体があらかじめ決まっていればそれに合わせることでより恩恵を感じることが出来ます。
最後に
昨今人気である「コンデジ」の最高峰ともいえる今回登場した「SONY Cyber-shot RX1R III」。ソニー幸田サイトで製造された「Made in Japan」モデルであるということも嬉しい変更点でした。国産であることの信頼感、モノづくりへのこだわりを感じます。この小さなカメラに詰め込まれた圧倒的な描写力は、日常の何気ない瞬間を切り取るのには最適です。今後マップカメラでは作例を用いたコンテンツも公開予定となっておりますのでお楽しみいただければと思います。
SONY Cyber-shot RX1R III(DSC-RX1RM3)は2025年8月8日発売予定!Web限定にてマップカメラ2年保証付きですので安心してご利用いただけます。ショッピングクレジットの分割払いをご利用で月々の支払い額を抑えてお支払いも可能ですので合わせてご検討ください。
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