【SONY】FE 12-24mm F2.8 GM~超広角の魅力~
SONYSONY G Master/G lensα7R IVα9III 120コマ/秒対応カメラを愛でるスタッフおすすめ機材
SONYのGマスターの広角ズームレンズには、FE16-35mm F2.8 GMがありますが、FE 12-24mm F2.8 GMはそれよりもさらに広いものです。
広角域では1mmの違いでも大きな差が生まれます。
そのため、12mmと16mmの4mmの差は非常に大きなもので、撮れる画角もかなり違ってきます。
今回、SONY a7RIVと組み合わせて撮影しましたので、超広角の世界をどうぞご覧ください。
焦点距離12mmで撮影をすると、こんなにも広く写すことができます。
開放F2.8で撮影すると周辺光量落ちが出るようですが、少し絞ると目立たなくなります。
この2枚の写真は、どちらもF4で撮影をしたので気になりません。
こちらの2枚の写真は焦点距離12mmで被写体に寄って撮影しています。そのため、特に周辺部がザーッと流れるような描写になっています。超広角特有の流れですが、写真に迫力がついて私は好みです。
なお、最短撮影距離は28cmです。
被写体に寄りつつ、背景も入れての撮影が可能で、その際の背景ボケも綺麗で滑らかなボケを出してくれます。
SONY FE 12-24mm F2.8 GMは、広角レンズながらも高速・高精度・高追随なAF(オートフォーカス)性能を備えています。
水槽の中を自由に泳ぐ魚たちをAF-C(コンティニュアスAF)でしっかりと捉えながら写すことが出来ました。
また、ズーム全域で絞り開放F2.8ですので必要なシャッタースピードを稼ぐことができるため、動いている被写体を写し止められました。
解像力はさすが「Gマスター」の称号を持っているだけあって、非常に高いです。
使用しているカメラが、高画素機のSONY a7RIVということを差し引いても、この解像力は魅力的です。
1枚目の写真のサンゴや2枚目のバッタや植物の葉など、精細に写っています。
私の中で超広角レンズは星空や夜景などの撮影で主に使用するものと思っていましたが、今回のようなちょっとした風景や生き物、人物撮影と幅広く活躍できるのだと考えを改めさせられました。
また、超広角特有のダイナミックな表現は一度味わうとその良さから抜け出せません。
皆様も超広角かつSONY Gマスターの魅力が詰まったこのレンズで、一味違った撮影をお楽しみください。
ご覧いただきありがとうございました。