【SONY】Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
皆様、写真楽しまれていますか?
関東ではやっと酷暑を抜け、過ごしやすい日が少し続きそうです。
今回はPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAにフィーチャーして撮影した写真をお届け出来ればと思います。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/400 F1.4 ISO100
2018年夏現在では松竹梅で言うところの、「松」に相当する本レンズ。
特徴としては全域で平坦性が高く、パープルフリンジなど色滲みの原因となる軸上色収差を比較的高いレベルで補正しているという点でしょうか。絞り開放からキレの良い解像感ですが、決して線が太くなることはなく細かく描き込まれている印象です。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/2500 F1.4 ISO100
撮影場所はマップカメラスタッフの間でも人気の高い、埼玉県川越市にある「川越氷川神社」
縁結びの神様の信仰を集めている神社で、丁度夏になると「縁結び風鈴」という美麗で涼しげな祭事を行っています。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/160 F1.4 ISO200
またボケ味が大変美しいのもポイントでしょう。滑らかでクセの少ないボケであると感じます。Zeiss銘のレンズではありますが、もしソニーがZeissブランドを持っていなければG Masterの名が付いていても不思議ではない美しいボケ味です。
口径食が気になる場合はF2.0辺りまで絞りましょう。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/60 F1.4 ISO100
こういった距離でもピント面が崩れず、あやふやになる事がありません。比較的ボケ味がなだらかでピント面の立ち上がりが良いということは、中距離の撮影でも被写体を背景からスッと浮かすことができます。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/320 F1.4 ISO100
「瑞々しい」という言葉が似あうレンズだなあと思います。
濁りづらい色によるヌケの良さと、豊かな階調、繊細な描き込みがそう感じさせるのでしょうか?
光を探し、捉えるのが楽しくなるレンズです。
α7II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ss1/320 F1.4 ISO100
盥に入った満たされた揺らめく水面を。「水が美しく写るレンズは良いレンズ」とはよく言ったもので、揺らぎを見事に捉えてくれました。
この写りを味わってしまうと、このレンズ1本でどこまでも行けそうな気さえ覚えます。
一昔前の「50mm F1.4」といえば比較的安価で買えて大きなボケが楽しめるというものが多かったと思うのですが、本レンズは
これでもかと言わんばかりの贅沢な光学系が各描写性能を大幅に引き上げています。
その分重量も増しているのですが、ボディとのマッチングはしっかりとされているため取り回しは良かったです。
極上の50mm単焦点。Eマウントユーザーならぜひ1度はご堪能ください。
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ご興味ご関心お持ちのお客様は是非、マップカメラ本館5Fへお立ち寄りください!