SONYのミラーレス一眼の「α」シリーズ。
初めての方でも使いやすく、カメラの操作に慣れたハイアマチュアの方でも満足行く優れた操作性、そしてスタンダードモデルの位置づけでありながら妥協なき画質・優秀なボディ内手振れ補正を搭載した「α7Ⅲ」
発売当初から今日まで人気のα7Ⅲ。このカメラをきっかけにフルサイズデビュー・カメラデビューされた方も少なくないと思います。
本記事ではその人気のα7Ⅲにぜひ合わせて手に入れて欲しい、使って欲しいもう一本、+αをご紹介したいと思います。
真夏の様な暑さかと思えば、突然冷え込んだり。
寒暖差の激しい不安定な気候が続く中、追い打ちをかけるように関東も梅雨入りとなりました。
この日も梅雨らしく朝からしとしと雨が降り続く1日でありましたが、落ち着いた隙を見て近くの公園へ。
持ち出したのはSONY α7Ⅲ+SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACROです。
中望遠マクロレンズとして、SONY Eマウント用マクロレンズの中でも人気の高い本レンズ。マクロでの撮影からポートレートまで幅広い撮影シーンを高性能で実現しています。
ついさっきやんだばかりの雨の雫をのせた葉の様子をさっそく1枚。
ぷっくりとした水滴の立体感、葉脈をしっかりと捉える解像力、F2.8からなるボケ感。
どの点においても期待を遥かに超えてきます。
梅雨といえばやはり紫陽花ではないでしょうか。
撮影したこの日はまだ満開というのには早い時期ではありましたが、異なる色や形をした紫陽花の瑞々しい姿にファインダーを覗きながら思わずうっとりしました。
紫陽花は土の中の酸性度で色が変わるといいます。卵の殻を砕いて撒くことで赤の色を出す、なんて方法もあるそう。
建造物の撮影となるとSIGMA Artレンズらしいシャープな写りがより際立ちます。
マクロレンズとしての用途は勿論ですが、中望遠105mmという焦点距離は離れたところからそっと覗き込むようなドラマチックな画が撮れるのが筆者にとっては魅力的です。
地面に散っていた花びらを辿ると、紫陽花が咲いた形を保ったままに落ちていました。
風や天候のせいか、はたまた生き物の仕業でしょうか。
なんだか少し切ない気持ちになったので、撮影もアンダー気味に。
白くてもこもことした花に少しずつ寄ってみると、柔らかなボケ感がノスタルジックな雰囲気を演出してくれました。
あまり花の種類に詳しくないのでこのときは紫陽花だと思ってシャッターを切っていましたが紫陽花によく似た花も多いようで、
きっとこのように先ほどの花にも説明書きがあったかもしれません。
「集まる」「青藍(さあい)」からあじさい。
火山の多い日本は酸性の土が多いことから青のあじさいが多いそうで、そんな日本ならではの名前の由来なんだなあと思いつつ、漢字にすると“青”ではなく“紫”という漢字が含まれることを不思議に思いつつ、、、また雨が降り出したのでこの日は帰路につくことにしました。
いかがだったでしょうか。
ずっと使ってみたかった本レンズ。想像以上の描写力に驚かされました。
比較として、FE 90mm F2.8 Macro Gも根強い人気のあるレンズでありますが、それに負けず劣らずの描写力と言えるのではないでしょうか。
価格帯としてもSONY純正よりも手を伸ばしやすい1本です。
また、今なら(2022年6月時点)新品のご購入で、数量限定にてEXUS Lens Protect Mark II 62mmのプレゼントも行っておりますので、マクロレンズのご購入をご検討の方、ぜひ候補の一つに入れてみてください。