【SONY】RX10Ⅳで野鳥撮影
35mm換算600mmまで望遠することができ、更に連写モードHiであれば約24コマ/秒の連写とサイレント撮影が可能と野鳥撮影にはもってこいのこのカメラ。
重量も1095gとなっており、例えばα7Ⅲ+FE100-400mm F4.5-5.6 GMであれば重量2045gですのでおおよそ半分の重量と取り回しも非常に良いです。
野鳥撮影はほとんどしたことがない筆者ですがこのRX10M4で挑戦してみました。
まずはカワウ。
カワウはその場でじっとしていることが多いので簡単に撮影ができました。
飛び立つ瞬間の撮影はただただ待ちました。そして気づいたことは陸上にいるカワウではなく浮いているカワウに注目し続ければ飛び立つ確率が高いということでした。
次に撮影したのはシラサギです。
飛んでいるところを撮影することに成功しました。
こちらはアオサギです。
シラサギ同様飛んでいるところの撮影に成功しました。
AFの動作も良好で焦って追いかけたもののピントが合っています。
そして筆者が最も驚いたのは連写の速さでした。連写撮影をほとんどしたことが無かったことも相まって一度の撮影で百数枚撮影されていたことに最初動揺してしまいました。
しかしながらこの連写性能とAF性能があったからこそ飛んでいる姿を撮影することが出来ました。
すぐそばが空港だったので飛行機も撮影しました。
ちょっとした池などでもよく見るカルガモです。
身近すぎて野鳥撮影としては少々物足りなさを感じてしまいます。
こちらはコガモでしょうか。
鳥にあまり詳しくない筆者は遠目で見たときにカルガモの若鳥かと思っていました。
こちらはヒヨドリでしょうか。一羽立つ姿はどこか凛々しさを感じます。
次の写真は600mmの望遠がどのようなものなのか比較のために撮影いたしました。
こちらはワイド端で35mm換算24mmです。
そしてこちらが24mmからそのまま600mmまで望遠にしたものです。
24mm側のおよそ中央部分の対岸を撮影しております。
パッと見ただけではわからないかと存じますが中央にカワセミがおります。
完全に対岸にいたためとても小さく写っていますが逆に言えば600mmだからこそ撮ることができた写真です。
カワセミは筆者が最も好きな鳥でカメラを持ったらいつか必ず撮影したいと思っていたので、小さくとも撮影に成功したときは心の中で歓声を上げていました。
野鳥の動いている姿も撮りたいと思い動画の撮影もしてみました。
アオサギ、シラサギ、雲の中に消えていく飛行機、飛び立つカワウ、最後にカワセミとなっております。
手持ちでの撮影でしたので手ブレが大きくなっておりお見苦しいかと存じますがよろしければご覧ください。
野鳥撮影は忍耐力と聞いておりましたが本当にその通りだと感じました。
ただただ鳥が来るのを待ち、自分の思う構図、瞬間を撮るためにカメラを構え続けて待つ。
このカメラはその耐える時間を少しでも楽にしてくれます。
望遠力、サイズ感、重量それぞれ野鳥撮影に適したカメラで気軽に撮影されたい方にオススメです。